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スレタイ ひぐらしのなく頃に 三枚卸し編 VIPPERで作ろうぜ

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/27(木) 21:15:22 ID:BO/kIyPd0
前スレ
スレタイ ひぐらしのなく頃に 紙新聞紙編 VIPのみんなで作ろうぜ
http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1129804452/

スレタイまとめ
http://ra-meso.hp.infoseek.co.jp/

【とりあえず】VIPでひぐらし【乳すじ大爆破】
http://ex10.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1129752204/

本スレまとめサイト
http://oyasirovip.run.buttobi.net/

避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/4923/

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/27(木) 21:15:43 ID:ci8Iv3Jd0
>>3
笑いが止まらないうおwwwww

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/27(木) 21:16:13 ID:fJvSEsxU0


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/27(木) 21:56:51 ID:P12BvA+bO
おつ

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/27(木) 22:26:54 ID:lqIEbMwu0
おつつー

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/27(木) 22:33:49 ID:1dSpU3g30
おいで、鯖女

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/27(木) 22:37:46 ID:n3ME5p9r0
立ったか

鯖は3日間留守にします。
ぐげぎぎゃぎゃ

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/27(木) 22:44:06 ID:srE5Vms00
おつ

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/27(木) 22:45:26 ID:MOpwQ65zO
鯖乙

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 00:08:11 ID:llSeZ1UC0
立って早々落とさせはせん!

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 00:38:54 ID:ewecQ6Ic0
鯖の続きはー?

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 00:46:29 ID:FQqkIkOj0
凍結

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 01:19:25 ID:+azhcYh20
ここで俺が華麗に約束した文化祭に出す予定の巫女梨花を写メで投下&保守。
http://p.pita.st/?m=picva2vo

画像悪いよー。ごめんよー。撮ってから気づいたけど何か変だよー。

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 01:28:39 ID:CcAI00aL0
前スレ本編>>189 写真に画鋲刺しまくる12歳テラコワスwwwww

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 02:25:24 ID:2LD0SOvB0
寝る前あげ

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 03:10:21 ID:iFCZDd+M0
寝保守

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 05:30:52 ID:JDG6tD4k0


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 06:50:52 ID:t95lPOvf0
しゅっしゅ

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 07:44:48 ID:ZC/6Cco40
>>13
巫女梨花イイヨイイヨー
横の文字がちと気になるがw

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 10:24:38 ID:yauSK5+40
六甲おろし編

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 12:18:52 ID:IxK7HCInO
お昼前の授業中保守

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 12:39:58 ID:blW46fg5O
化学の時間にコーヒー飲みつつ保守

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 14:22:40 ID:G0QWS95S0
さばみりんほしゅ

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 16:17:29 ID:crRIXfCM0
さばみりんがすきです
でもしおじゃけはもっとすきです

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 17:33:54 ID:2woNE7ua0
誰かネタを投下できる者はおらんのかー

26 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/28(金) 18:03:10 ID:dlGrBWPg0
三枚卸し編面白杉

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 18:26:42 ID:QukKhDir0
>>26
禿同
続きwktk

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 20:03:49 ID:QukKhDir0
「俺………沙都子の叔父を、殺したんだ。」
「え………」

教室内がシーンと静まる。
ギャーギャーと喧しいセミの声が、今は耳に痛い。
さあ、何とでも言ってくれ…

「「え………」」
「え?」

「偉いよ圭一君!警察に行こうね?」
「偉いよ圭ちゃん!ところで拷問とか興味ある?」
「偉いのです圭一!首の痒くなるお注射をしてあげますですよ。」
「偉いですわ圭一さん!アタマの病院紹介しますわ。」
「誉め殺しかよ…」

誉殺し編 ほしゅ
なんだかこのままじゃまた落ちそうな気がしないでもない…

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 20:40:45 ID:aaMZ6GHs0
ほっしゅ

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 21:22:27 ID:fO4ayFPG0
つか、シナリオ書き進める以外にすることって無いのかなー?

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 21:47:24 ID:dEZCa6Um0
アニメ化

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 21:49:11 ID:jB2lrjWo0
後の祭り編無事に終わるのかな・・・?
途中で投げるとかなしにしてほしい

33 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/28(金) 22:02:37 ID:+KwgtPM+0
>>32
毎日更新とか言う無茶なペースの更新は流石に負担が大きすぎたし
まったりと自分のペースで更新はしていくつもりですよ。

多分投げ出しはしないと思います。

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 23:02:45 ID:CvwkjKBj0
気負わずにまたーりがんばってください><

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/28(金) 23:07:27 ID:FQqkIkOj0
せめてもう一つ大型連載があれば間がもつんじゃないかな?
夢残し編マダ-wwww

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 01:05:34 ID:plp2HfBk0
おやす魅音

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 04:06:32 ID:vecNnmhW0
ほっしゅっしゅ

38 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 06:56:22 ID:F5uiR4gM0
学校から帰ってきたら書くと思うお、多分。。。

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 07:21:14 ID:hHzHQNeH0
wktk

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 07:42:25 ID:OLltxzQa0
ムリはせず。
wktkしてる。

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 10:58:37 ID:/wXRznbS0
保守

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 12:54:36 ID:/wXRznbS0
また保守

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 14:06:22 ID:WkQnxFtv0
ほしゅ
今からスレタイ傑作集のスクリプト打つお

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 14:19:42 ID:qyNFja4Y0
スクリプト神に敬礼!

45 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 14:35:39 ID:TnZUe5wc0
敬礼!

46 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 14:58:12 ID:rEvwjgjA0
私はこの一週間で考えうるあらゆる努力をしてきたつもりだ。

かぁさんが家に居ない間に破壊力を増させるために
鉈についていた汚れを洗剤で落とした。
まるで昨日ホームセンターで買ってきたばかりのような
輝き具合には我ながら満足している。

相手により効果的なダメージを与えられるように
倉庫にしまってあったケンタ君人形を使って練習も重ねた。

練習を始めたばかりの頃は
凶器さえあれば簡単に人を殺せるという自分の認識の甘さを呪った。
あの時は吸い付くように手に馴染むと思ったが
何度も振っているうちに疲れで腕が痺れてきて思うように振り下ろせなくなるのだ。
しかし練習を重ねていくうちにより効果的に薙ぎ払うコツを身に着けた。

もしも相手の虚をついて後頭部に鉈を直撃させれれば
一撃で殺せるだろうがそんなに上手くいく訳も無い。
だから私は命中率の高い胴体に向かって水平に薙ぎ払う事にする。
そうであれば少なくとも相手の動きを鈍らせる事は可能だからだ。

……やはり私には神様がついているに違いない。
こんな事を最初に計画を立てたときには思いつきもしなかったからだ。

ぺた……ぺた……

ありがとう…神様………私は…頑張るよ。

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 15:05:00 ID:JrdRurUt0
226 名前:神奈さん[] 投稿日:2005/10/29(土) 13:51:19 ID:PwMSdTHw
VIPからきますた

227 名前:神奈さん[] 投稿日:2005/10/29(土) 13:51:29 ID:6/sFXapk
うるせーくそやろうども

228 名前:神奈さん[] 投稿日:2005/10/29(土) 13:53:36 ID:6/sFXapk
VIPなんて一回いったことあるけど、糞だよ、 K  U S O

http://kanto.machi.to/bbs/read.pl?BBS=kana&KEY=1128523669&START=240&END=240


48 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 15:15:19 ID:u9kLUz4F0
さぁ……そろそろかぁさんも仕事に行く頃か。
私は最後の見送りをしなければならない。

今日でかぁさんはそんな汚れた仕事をしなくても良くなるんだよ。
あいつの呪縛から今日解き放ってあげるからね?

「奈緒……今日もお母さん遅くなると思うけど……お留守番お願いするね。」
「うん、分かった。」
「………奈緒は今日も友達の家にお泊まりするのかな。…かな。」
「うー……」
「…奈緒。何があったのか分からないけれど……悩み事があるのならお母さんに相談して……
 私だけはきっと奈緒を理解してあげられるよ。お母さんだけは奈緒の味方だから。」
「な、何もないよ……」
「本当に…?」
「う、うん…………何もない。」

あれ…?
何で私の息が乱れてきてるんだろう?
心臓も何だかいつもより早く動いてるような気がするし…
おかしいな………………

「本当だよね……?
 お母さんの前で嘘はついてないよね?
 お母さんは嘘つく子は一番嫌いだって言ったよね?」

何で私はおかぁさんに問い詰められてるんだろう?
神様は見守ってくれてるはずなんだよね?
おかしい……おかしいおかしいおかしいおかしい……

49 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 15:26:29 ID:u9kLUz4F0
「違う……!!!!
 本当におかぁさんに嘘はついてないよ……!!!」

気づけば私は大声を張り上げていた。
焦るな……私を心配してくれてるだけだ。
おかぁさんだけは……本当に私の味方なんだ。

「……本当に悩み事はないのね?」

「本当に、ないよ……」

冷や汗、出てくるな……!!!
落ち着け……!冷静に冷静に……!!!

「……そこまで言うのならお母さんは奈緒の言う事を信じる。」

「でも」

「嘘ついちゃ嫌だよ?」


ガチャン

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 15:31:24 ID:mMJECfWqO
ちょwwww親子ひぐらしモード対決wwwwww

51 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 15:41:23 ID:u9kLUz4F0
かぁさんが扉を閉めると同時に
私からは不覚にも安堵のため息が漏れてしまった。

……あんなかぁさん見たことがなかった。

……でも、何で?どうして?
私はかぁさんを救おうとしてるんだよ?
何であんなに強い口調で問い詰められなきゃならないの?

分からない………

分からないけれど…

でも私のかぁさんを救うという決意は変わらない。

大丈夫だよ…
悩み事は自分自身で解決できるもん。
この悩み事を解決したら私が嘘をついてることにはならないでしょ?

前みたいに雛見沢まで行く為の用意をする。
大きめのリュックの中には
もちろん新聞紙に包めた『あれ』を入れる。

遂に…今日会えるんだね?
楽しみにしてるよ。

お父さん。

52 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 15:41:58 ID:u9kLUz4F0
ごめん一旦休憩。
気が向けばまた書き始めると思う。

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 15:44:34 ID:WkQnxFtv0
うはwww相変わらずクオリティタカスwwww
とりあえず乙

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 17:30:19 ID:5HnUmZD20
たった今帰ってきた俺が保守


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 18:34:36 ID:oX+xSlk00
久しぶりの執筆かな?・・・かな?

賽転し編(さいころがし編)

双六・・・?

56 :時報:2005/10/29(土) 19:18:55 ID:WkQnxFtv0
ttp://vipquality.orz.hm/
OTL14229.zip

スレタイ傑作集より
萌え殺し編、沙都殺し編、児宿し編、罪残し編、体動かし編、体移し編、親泣かし編、蒸返し編、神殺し編、花散し編、鍋沸かし編、刀還し編、ショタ(仮)編
を追加しますた。
なにぶん初なのでなにかあれば報告ヨロ

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 19:40:11 ID:l/e4fymx0
おぉ・・・凄い追加数ですね!

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 19:49:02 ID:/wXRznbS0
>>56

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 乙です!

   ̄ ̄ ̄|/ ̄

   , ' ´ ̄`丶
   | rWWw∩
   レリ ゚ ∀゚ノ~l
 _/゙jl `l:´ /´
\ ∪ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ||\        \
 ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||

少しだけプレイしてみたけど皆で「魅音鍋」って言うとこの沙都子の立ち絵が絶妙すぎ

投票結果ネタとソウルブラザーの新作を製作中だが作業が全然進まない…

59 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 21:31:18 ID:IldEU2fM0
>>56
スゲwwwww
やばい位クオリティ高いwwww

60 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 21:48:52 ID:IldEU2fM0
久しぶりに
スタッフ一覧を更新しようと思うんですが
誰が誰だか全くもって分からない orz

重複してたら指摘よろしくです。

61 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/29(土) 22:54:32 ID:Ty5FyrX+0
とりあえず更新は終わったので寝る前ほす

結局続き書いてねぇや俺 orz

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/29(土) 23:19:26 ID:oX+xSlk00
乙であります!

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 00:37:31 ID:PbTzAwE30
おお、何か盛り上がってるじゃまいかwwwww

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 02:03:33 ID:4bdfAxgN0
ほしゅ

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 02:57:25 ID:Uq2kMQMX0
K「みんなとは関係の無い話だよ・・・!」
レ「嘘だッ!!!」
K「嘘だよwww」
レ「ちょwwwKwww」

こうしてKは無事に大災害に巻き込まれましたwww
調子に乗りました・・・どう見ても駄文です。本当に死にたくなりました。


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 03:13:00 ID:Gpc6dqWI0
ttp://www.geocities.jp/good_for_nothing18/comic/higurasi06.jpg

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 03:19:07 ID:Uq2kMQMX0
>>66
絶望したwwそんなん有ったのかよww知らなかった


68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 04:16:59 ID:jGNaflzB0
>>66がみれない

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 06:33:36 ID:IlZE5pLX0
 レナはどんどん饒舌になっていく。

「…悟史くんもね、信じなかったの。鯖。」
 悟史………? あの沙都子の兄だっていう、北条悟史のことか…?
「でもね、悟史くんも薄々は気付いてたはずなの。…そうでなきゃレナに相談なんてしないもの。」
「相談……?」
「そう、オヤシロさまの祟りの前兆。…オヤシロさまは、雛見沢を離れようとする人間に鯖を与えるって話、さっきしたでしょ? それはそういうことなの。」
「鯖を……与える………?」
「買い物から帰ってね、おうちで買い物袋の中身を見るとね。……入ってるの。」
「入ってる………?」
 一瞬、疑問符が浮かんだが、俺はすぐその答えに気付いた。
「そう、鯖が。」
「…買ったんじゃなくて……?」
「うん。買ってもいない鯖が入ってるの。時に生で、時に味噌煮で、時にお刺身で。…それはオヤシロさまの祟りの前兆なの。そしてそのうち、一日に何十回と鯖を見ることになるの。……そうなるともう手遅れ、祟りは免れない。」
「…でも! 俺は鯖なんてこれっぽっちも見てないぜ?!」
「あははははは。それはそうだよ。圭一くんは雛見沢を出ようなんて考えてなかったでしょ? …でもね、圭一くんは、オヤシロさまの象徴である鯖を壊しちゃった。だからきっと祟りが訪れるの。
でもね? 安心して。レナだけはわかってあげられる。あの時とは違うもの。だからね、ほら、圭一くん、私を、信じて? あはははははははははははははははは!」

ただいま

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 06:46:38 ID:IlZE5pLX0
 異常な笑いを浮かべながら、レナは俺のほうへ歩み寄る。
 手に持つ鯖は、既に尻尾だけの状態だ。
 そして俺の右手には金属バット。
 状況だけ見れば、明らかに俺のほうが優位。
 ……なのに…、なのになんで!! こんなにもレナが恐ろしいんだよ?!
 
 反射的に俺は後退る。
「あはははははははははははは!! 鬼ごっこかな? 圭一くん! どうして逃げるのかな、…かな?」
「…く、来るな……!!」
「ひどいよ? 圭一くん。レナしか圭一くんを助けてあげられないんだよ?」
「……くッ!!!」
 俺はレナから距離を取ろうと、走り出す。
「あははははははは!! 逃げても無駄なんだよ、…だよ? オヤシロさまはちゃんと見てる! 圭一くんが鯖を壊したことを! あははははははははは!!!」
 
 しばらく走り、後方を振り返る。
 …追ってくる気配は無いようだ…。

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 06:55:23 ID:IlZE5pLX0
 自室に戻り、鞄を放り出して、制服を脱ぎ始める。
「………ふぅ…。なんだってんだよ……。オヤシロさまの祟り? 北条悟史? 鯖の味噌煮? 意味わかんねーよッ!!」
 着替えを済ませ、敷きっぱなしの布団に寝転がる。
 
 鯖がオヤシロさまの象徴? なら雛見沢の人は鯖を神聖視し、食べないとでも言うのか?
 でもレナは、鬼ヶ淵で鯖を釣ってきたと言っていた。
 それは食べるためじゃないのか…?
 それともあの鯖を………、何かに使う……?
 
 その時、ふと自分の鞄が目にとまる。
 雛見沢分校では、俺はほとんど魅音やレナの教師役だ。
 自分が勉強するための教科書やノートは、ほとんど持っていっていない。
 …なのに、鞄が異様に膨らんでいる。
 朝、家を出たときは、あんなに膨らんでいなかった……。

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 07:05:23 ID:IlZE5pLX0
 レナの言った言葉が蘇る。

───……入ってるの。───
 
 まさか…、ありえない。
 
 心臓の鼓動が高鳴る。
 もうこれは、入っているかもしれない、なんて甘い幻想じゃない。
 入っているのだ。…それしかありえない。
 
 鞄のチャックに手をかける。
 …ゆっくりと、開けてはならない箱を開けるように。
 
 部屋が生臭い空気に満たされる。
 
「………ふ、……ふははははははははは! あーっはっはっはっは!!!」
 果たしてそれは、予想が当たった歓喜の笑いなのか。
 
 圭一の鞄の中には、これまた肉が締まった良質の鯖が、丸々一匹入っていた。


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 07:34:20 ID:IlZE5pLX0
 チュン、チュン。
 
 雀の囀りに目が覚める。
 カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。
 いつのまにか眠ってしまっていたようだ。
 
 そして、何故こんなことになっているのかを思い出す。
 
「…あ、…あれ……?」
 机の上に置いておいたはずの鯖が無くなっている!
 
 ドタドタドタ……!
「母さん! 俺の部屋にあった鯖どうした?!」
 階段を駆け下り、キッチンで朝食を作っている母に詰め寄る。
「ああ、それならここよ、こーこ☆」
 そう言って、母さんは魚焼きグリルを指さす。
「………まさか……、焼いたの?!」
「ええ。昨日いくら呼んでも圭一が降りてこなかったから、部屋にいったらあなた寝てるじゃない?
 で、妙に生臭かったから何かと思ったら机の上に鯖があったから、貰ったわよ。それにしてもとってもいい鯖ね、これ。」
「ッ…! なんでそんなことするんだよ!! あれは俺の鯖だぞ!! どうしてどうしてどうしてどうして!!!」
「あら、いけなかった? レナちゃんに貰ったんでしょ? どうせあなた一人じゃ食べきれないだろうし、別にいいじゃない。」
「でも………! でも…。」
 
 ………え?
 今……なんて言った?

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 07:52:26 ID:IlZE5pLX0
「…レナに………貰った……?」
「そうじゃないの? 昨日、圭一が帰ってきてすぐかな? レナちゃんが来てね。圭一に鯖をあげたから、みんなで食べてくださいね、って。」
「なッ……………。」
 
 …あの鯖は、レナが俺の鞄に入れた?
 いつ?
 …確かにチャンスはあった。
 だが、俺の鞄に入れた、ということは、俺が学校へ行っている間に入れた、ということだ。
 なら、レナはあんな大きな鯖を二匹も学校に持ってきていたことになる。
 ……そんな雰囲気はまったく無かった。
 斧や鉈ならまだしも、鯖なんて持ってたらさすがのレナでも不信がられるだろう。しかも二匹も。
 
「…あ、ああ。そうだったな………。じゃあその鯖を皆で食べようぜ!」
「??? 変な子ね………。」
 
 母さんを不信がらせないために、とりあえずここは取り繕っておくことにした。

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 08:25:21 ID:IlZE5pLX0
「さ、朝ご飯よ。二人とも座って。」
「おお! こりゃうまそうな鯖だな! 朝から豪勢だな! 母さん!」
「そうでしょー? レナちゃんに貰ったのよ、この鯖。あの子にはいつも御裾分けして貰ってとっても嬉しいわー。圭一、よーくお礼言っとくのよ?」
「………ああ。」
 
 当然ながら、…俺は鯖を食べる気にはなれなかった。
 両親にそれがバレないように、鯖以外の物を食べ終わる。
 そろそろ学校へ行く時間だ………。気が重い……。
 レナと会ったとき、どう対応していいのか……。
 
「…いってきます。」
「はーい、いってらっしゃーい。レナちゃんによろしくねー。」
 
 サボってしまいたかったが、そうもいかない。
 覚悟を決め、家を出た。
 
「おっはよ〜。圭一くん。」
 レナがいつもの場所で待っていた。
「おはよう。レナ。」
 無難な挨拶を返しておく。
 だが警戒は怠らない。
 レナの手荷物に目を配る。
 外側からは、鯖が入っているかどうかはわからなかった。

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 08:36:09 ID:IlZE5pLX0
「あはは。そんなに警戒しなくても、今日は鯖は釣ってきてないんだよ、…だよ。」
 そんな俺の疑心を察知したのか、先にレナから答えを出してきた。
「…そ、そうか………。…そういや、鯖をありがとうな。お袋が喜んでたぜ。」
「わぁ! 喜んで貰えて嬉しいんだよ、…だよ!」
「…ところでさ。」
「ん? 何かな?」
「あの鯖、いつ俺の鞄に入れたんだ?」
 場の雰囲気が一気に凍る。
 セミの鳴き声が止んだ気がした。
「………昨日、学校でだよ。」
「…嘘だろッ?! 学校に鯖なんて持ってきてなかったじゃねーかッ!!」
「…昨日ね、たくさん鯖が釣れたから。みんなに御裾分けしようと思って、学校に持ってきて、職員室の冷凍庫を借りて入れておいたの。」
 
 …確かに辻褄は合うが、それだとレナが学校に持ってきた鯖は二匹以上?
 ありえないありえない!
 そんなに鯖を持てるわけがない!!
 
「…で、圭一くんは、食べたのかな?」
「え………?」
「鯖。」

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 08:52:50 ID:8zx4jOZA0







                    「味噌だっ!!!!!!!!!!!!」

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 08:53:11 ID:7q423ard0
吹いたwwwwwwwwwwwwww

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 09:04:46 ID:IlZE5pLX0
 どうする?!
 実際は食べていないが、食べたと答えるのが正解なのか?
 だがレナは、鯖はオヤシロさまの象徴だと言う。
 それを食すことは、冒涜することにあたらないのか?
 でも、みんなに御裾分けすると言っていた。
 だとしたら、普通に考えて食べるために振舞ったはず。
 
 どっちだ………。どっちが正解なんだ……。
 冷静になれ……前原圭一………。
 もっと…COOLに!!!
 
「………食べて……………無いよ……。」
「そうなの?」
 レナは昨日と同じ、死んだ魚のような目で俺の顔を覗き込む。
「…そ、そうなんだ! 実はさ、お袋が鯖なんて卸したこと無くてさ、まだ冷蔵庫に入ったままなんだよ。せっかく貰ったのに、ごめんな! レナ!」
「…へぇ? そうなんだ?」
 レナは何かが面白いものを見るかのように笑う。
 だがその表情は、明らかに俺を疑っている。
 というよりも、確信に満ちている。
 俺が嘘を付いているということを………!

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 09:13:49 ID:IlZE5pLX0
「…でもね、圭一くん。嘘はいけないんだよ?」
 バレている…!
 何故?!
「お、俺は嘘なんて………。」
「…昨日ね、おば様に聞いたの。鯖一匹丸ごとですけど調理とか大丈夫ですか? って。そうしたらね、こう言われたの。」
 
 しまった………!
 COOLに考えたつもりが、無駄なことを口走った……!
 昨日、レナがお袋と会話したことはわかってただろ!!
 俺の、馬鹿野郎、馬鹿野郎、馬鹿野郎、馬鹿野郎!
 
「…心配無いわ。魚料理は得意なのよ、って……。」
 レナは、ニヤリと悪意に満ちた笑いを浮かべる。
「どうして圭一くんは、そうやって嘘ばっかりつくのかな、…かな?」
「……………ッ!」

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 11:14:42 ID:CUAy/9UA0
鯖wwwwwwwwwwwwww

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 11:48:31 ID:O41wPvHa0
鯖煮込みうどんwwwwwwww

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 13:40:46 ID:C/3YosVS0





            「鯖だっ!!」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 14:34:56 ID:m41v8aEB0
しゃばだばさばだばー♪しゃばだばしゃばだばー♪

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 15:49:56 ID:AtCHyWD/0
富竹さんと同じ目にあわせてあげる
そういった魅音の手には鯖が---------------

86 :くまたん:2005/10/30(日) 16:33:46 ID:4bdfAxgN0
僕と鷹野さんは、夜中に人目を忍んでデートを楽しんでいた。
鷹野さんが、夜食用の手作りの弁当を開く。

「ジロウさん、はい、バッテラよ」
「バッテラってなんだい?」
「鯖の押し寿司のことよ。はい、あ〜ん」

そのバッテラを、鷹野さんが箸でつまんで食べさせてくれる。
あぁ・・・・幸せだ・・・。
みんなは誤解してるようだけど、鷹野さんにはこんな可愛い一面もあるのだ。
むぐむぐむぐ。
鷹野さんの愛の籠もったバッテラだ。
あっさり飲み込んだりせずに、たっぷり噛んで味わおう。

「ところでジロウさん。アニサキスって知ってるかしら?くすくすくす・・・・」
「あにふぁ・・・・・きふ・・・・?」
「もう、食べ物くらい飲み込んでから喋りなさい。
アニサキスっていうのは、鯖の体に住んでる寄生虫よ。寿司みたいなナマに近い状態で食べると、この寄生虫にやられ易いのよ。
体が痒くなったり、凄くお腹が痛くなったりして、最後には腸を喰い破ると言うわ」
「ちょっ・・・・・・・自分で食わせといてアンタ・・・・!!ゴホッ・・・シマッタ・・・・頬張りながら喋ったカラ、ノ、喉に詰めタ・・・!」
「それは逆にチャンスよジロウさん。鯖が胃に届く前に喉から取り出せば、寄生虫にとりつかれないで済むわ。
頑張って喉を裂いて鯖を取り出すのよ!」

ああ、やっぱり優しいなぁ。オーケー、頑張るよ鷹野さん。
ガリガリ・・・・・ガリガリ・・・・・ごめん、無理!・・・・・・ゲボッ・・・・・!!

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 17:12:45 ID:IlZE5pLX0
「…おーい! 圭ちゃーん、レナー!」
 名前を呼ばれ、俺とレナはその方向を見る。
 魅音が息を切らせて走ってくるのが見えた。
 
 み、魅音……。よかった…。
 これでなんとか、この場は誤魔化せそうだ…。
 
「おっはよー。魅ぃちゃん。」
「魅音…。」
「もー! 何やってんのよあんたたち! もうとっくに待ち合わせの時間過ぎてるよ!
 ちょっと見に来てみれば、道端で立ち止まってなんか喋ってるしー!
 おじさんの存在軽く無視なわけー?」
「あははははは。ごめんね、魅ぃちゃん。そういうわけじゃないんだよ? 圭一くんとお話してたら、歩くの忘れちゃっただけなんだよ。」
「なぁにー? また圭ちゃん何かやらかしたの? 懲りないね〜、圭ちゃんも。」
「あ…、あはははは! そうなんだよ! レナに貰った鯖のことで、ちょっとさ………。」

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 17:19:27 ID:SD1hxHj10
 .ミ∩     .ミ∩
⊂⌒ |    ⊂⌒ |
.|⊃ |つ=☆=⊂|  |
ミ( ,A、)  ミ(   )
  ∨ ∨彡    ∨ ∨彡

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 17:23:02 ID:IlZE5pLX0
「え……………。」
 鯖と聞いた瞬間、魅音が口篭もる。
「レナ、…あんた………。」
 魅音が鯖の目でレナを射抜く。
 負けじと、レナのほうも鯖モードに入る。
 間に挟まれた俺は小さくなるしかない。
「…レナ……。圭ちゃんに何を吹き込んだの…?」
「あははははは。レナは何も言ってないんだよ? 圭一くんを助けられるのはレナだけだもん。」
「…助けるって、どういう……。」
「去年とは違うもの。悟史くんの時とは違う。レナは圭一くんを助けられる。オヤシロさまの怒りに触れた人には、鯖が与えられる。
 悟史くんもね、辛そうだった。お買い物の時、鯖と鰯の区別がつかなくて、本当に憔悴しきった様子で、かわいそうなぐらいだった。」
「………悟史は、……鯖隠しに遭ったと決まったわけじゃない!!」
「そうに決まってるよ。でなきゃ説明がつかないもん。魅ぃちゃんや沙都子ちゃんがどう思おうと、それは変わらない。
 オヤシロさまは、いる、の。」

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 17:28:13 ID:ze2WTCg60
鯖モードとかテラワロスwwwww

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 17:33:07 ID:IlZE5pLX0
 魅音とレナは、お互いを睨みながら立ち竦んでいる。
 その姿は、辺鄙な田舎の女子中学生とは思えない。
 園崎家次期頭首の魅音ならば、なるほどこの気迫は納得がいく。
 …だが、レナはそれ以上の、恐ろしさを醸し出している。
 心なしか、魅音も気圧されているようだった。
 
「……………あの〜。」
 遠慮気味に、手を上げて発言権の獲得を試みる。
「何!?」「何かな?」
 両者から睨まれ、体が竦んでしまう。
 だが、その程度で臆す俺ではない!!
「……そろそろ、学校行かないと、遅刻しそうなんですけ……ど………?」
 レナと魅音の顔を見比べながら、反応を待つ。

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 17:33:26 ID:m41v8aEB0
ちょww鯖クオリティで腹がイタイwwwwwwwww

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 17:40:35 ID:IlZE5pLX0
「わ! 本当だ! 魅ぃちゃん、圭一くん、急がないと遅刻しちゃうんだよ、…だよ!」
「無駄話に時間を割きすぎたね。よし! 二人とも、学校まで競争だよ!!」
 そう言って、魅音は走り出した。
「あははははははは! 待ってよ、魅ぃちゃ〜ん!!」
 レナもそれを追いかける。
 
 急な空気の変化に耐え切れず、俺はその場に立ち尽くすのみだった…。

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 17:52:28 ID:IlZE5pLX0
 カランカラーン、カランカラーン(チャイム)
 
 今日の授業がすべて終了し、生徒達が身支度を整え帰路につく。
 …レナと魅音は、朝のことが無かったかのように仲良く振舞っていた。
 
「…さて、部活と行こうかねぇ!」
 魅音がメンバーに召集をかける。
 皆が集まると、レナが申し訳なさげに口を開く。
「…ごめん、皆……。今日もちょっと用事があるから、レナは先に帰るね……。」
「ちょ、ちょっとレナー!?」
 呼び止める間もなく、レナは教室から飛び出して行った。
 
「………どうする?」
「どうするもこうするも、四人じゃ白けちまうなぁ。」
「最近、レナさんが何か変じゃありませんこと? 毎日、授業が終わると一目散に帰ってしまいますし…。」
「…どうしたんだろうね。用事だって言ってたけど、何か変なことしてなきゃいいんだけど……。」
 魅音の表情からは、今朝のレナの豹変の理由を知っているように感じられた。

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 17:59:15 ID:IlZE5pLX0
 結局、その日は部活は無しで、そのまま解散ということになった。
 沙都子と梨花ちゃんは、買い物に行くと言って二人で帰ってしまった。
 仕方なく、俺と魅音は二人だけの帰路につく。
 
 他愛の無い話を続け、いつも魅音と別れる路地に差し掛かる。
「じゃあな、魅音。また明日な。」
「………ねぇ、圭ちゃん。」
 踵を返そうとした俺を、魅音が呼び止める。
「……なんだ?」
「ちょっとうちに寄っていかない? 話したいことがあるの。」
「………ここじゃ駄目なのか?」
「ここじゃ…、うん。…ちょっとね。」
「……レナのことか………。」
「……………。」
 
 返答は無かったが、それが肯定の意であることは明らかだった。

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 18:10:02 ID:IlZE5pLX0
 客間に通される。
 魅音は着替えてくると言って、家の奥へ消えていった。
 部屋の中を見渡すと、古き良き日本建築という感じがひしひしと伝わる。
 総天然の欅を使った机。部屋の出入口は襖。窓には障子が張られている。
 
 そして俺は見つけてしまう。
 床の間に置かれたものを。
 それは、木彫りの置物だった。
 気をつけて見なければ、それは何の形をしていたかわからなかっただろう。
 だが俺は気付いてしまった。
 その形が鯖を模して作られていることを。
 
 また………鯖……………。
 
「おまたせ、圭ちゃん。」
 魅音が着替えを済ませ、襖がガラッと開けて戻ってきた。
 魅音の姿を見たとき、俺はこの目を疑った。

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 18:23:41 ID:IlZE5pLX0
ミスった、『襖を』だ。

 魅音が着ていた服。
 正確には、魅音が着ているTシャツにプリントされている柄。
「…おまえ………、その服……。」
「え? ああ、これ? この間、興宮の服屋で見つけたんだけどさ、可愛いでしょ?」
 Tシャツの胸のあたりに、鯖を模して作られたと思われるキャラクターがプリントされていた。
「おまえ………、鯖…!」
 何が言いたいのか自分でもさっぱりわからない。
 口がうまく回らない。
「ど、どうしたの? 圭ちゃん。この鯖がどうかした………?」
「どうしたもこうしたも! おまえ、今朝レナと鯖のことで言い争いしたばっかじゃねーか!」
「ああ、そうだったね……。でもそれとこれとは関係無いよ、怖がらないで。」
 
 机を挟んで、俺の前に魅音は座る。
「それで、話したいことっていうのは、レナのこと。というよりも、この雛見沢と鯖の関係についてなんだけどね………。」

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 18:46:05 ID:IlZE5pLX0
「おじさんはあんまり信じちゃいないけど、村の古老とか、昔から雛見沢にいる人は信じてる言い伝えがあるの。」
「言い伝え……?」
「そう、鯖はオヤシロさまの化身だって言い伝え。だから鯖は鹿骨市のイメージキャラクターになってたりするんだよ。」
「へぇ………。」
「それで、鬼ヶ淵で鯖が釣れるって話は聞いた?」
 ゆっくりと頷く。
「うん。それは事実なの。科学的根拠は何も見つかってないけど、鬼ヶ淵では鯖が釣れる。」
「…でも、鬼ヶ淵って、沼じゃないのか? それに淡水だろ……?」
「そうなんだけど、鬼ヶ淵は底のほうで海に繋がってるって言われてるの。だからそこから鯖が入り込むんじゃないかって話。
鯖だけじゃなくて、他の魚も釣れることもあるよ。昔、雛見沢に現れた鬼を制裁し、人間との絆を築いたのがオヤシロさま。
オヤシロさまは冷凍鯖をもって鬼を倒したと言われてるの。それから、鯖は神聖視されるようになった。」
「………なぁ。」
「ん?」
「レナに貰った鯖って、食べて大丈夫なのか………?」
「……もちろん。鯖自体はただの魚だよ。……………でもね。」
「……でも?」
「他人に鯖を与える、ってことは別の意味合いも含んでくるの。」


99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 19:21:20 ID:IlZE5pLX0
「綿流し、ってあるでしょ?」
「綿流し? この間のお祭りのことか?」
「うん。綿っていうのは、元々ハラワタって書いて腸流しなの。ほら、魚の腸を取る、とか言うでしょ?」
 確かに言われてみれば………。
 梨花ちゃんの奉納演舞もそんな感じだった。
「つまり、他人に鯖を与える、ってことは、…あなたを腸流しします、って意味なの。」
「なッ………?! レナは俺のことを殺す気なのか?!」
「それは………ん……、違うと思う。…警告なんだと思う。」
「…警告?」
「さっき、村の古い人間はオヤシロさまを盲信してるって言ったでしょ? レナはその最たるもの、やばいぐらいに信じてる。」
「……レナが………?」
「私はレナの勘違いだと思うんだけどね。…あの子、オヤシロさまの祟りに遭ったことがあるって言ってる。」
「でも俺は、オヤシロさまを冒涜するようなことは何もしてない!! レナのほうが先に冷凍鯖を持って俺を襲ってきたんだ!!
なんでだよ! なんで俺がこんな目に合わなきゃいけないんだよッ?!?!」
 理不尽な事に、思わず声を荒げる。
 魅音の話を信じるならば、レナは俺がオヤシロさまを冒涜したと思っていることになる。
 レナの持っていた鯖を壊したのは確かだ。
 でもそれは襲われる前の話で、それとは関係無い。

なんか収集つかなくなってきた

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 19:22:53 ID:7q423ard0
本気でおもしろすwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
鯖食ってくるwwwwwwwwww

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 19:45:40 ID:7qk8J9Mb0
>レナの持っていた鯖を壊したのは確かだ。
>でもそれは襲われる前の話で、それとは関係無い。


ちょwwwwwwwwww

102 :暇人:2005/10/30(日) 19:57:02 ID:zkBL7XRtO
http://054.info/file/054_20692.zip.html
二日目終了まで追加しました。

相変わらずパソコンからvipに繋がらない俺ガイル

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 19:59:25 ID:ze2WTCg60
やばいマジすげぇ…

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 20:12:34 ID:IlZE5pLX0
あ、やべwwwww
時系列間違えたwwwww

>レナの持っていた鯖を壊したのは確かだ。
>でもそれは襲われた後の話で、それとは関係無い。

こうだな

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 20:14:54 ID:IlZE5pLX0
「お、落ち着いて……圭ちゃん。大丈夫だから……。」
「落ち着け?! わけもわからず殺されかけたんだぞ?! これが落ち着いてられるかッ!!」
 机に拳を打ち付け、息を荒げ立ち上がる。
「ご、ごめん!! 圭ちゃん……。謝るから、お願い、怒らないで……。」
 魅音が怯えた羊のような目で俺を見る。
 冷静に考えれば、魅音は何も悪いわけじゃない。
 こんなのはただの八つ当たりだ。
 
 圭一は、憮然とした表情で元の位置に座る。
 
「…大丈夫………?」
「……ああ。すまん、魅音……。」
「……ううん。…他に聞きたいことはある……?」
「………おまえが今朝言ってた、鯖隠し……ってのはなんなんだ…?」

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 20:29:56 ID:ze2WTCg60
>>102

今からやってみる

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 20:30:38 ID:IlZE5pLX0
「…北条悟史、って……知ってるよね?」
「ああ、沙都子の兄貴だろ? 転校したって言う…。」
「表向きには転校ってことになってるけど、本当は………行方不明なの。」
 え……………?
「去年の綿流しの日に悟史の叔母さんが殺されてね、その少し後かな、悟史も突然失踪した。
毎年誰かが殺されて、誰かが失踪するの。……それが、鯖隠し。」
 毎年、綿流しの日に一人が殺され一人が消える。雛見沢連続殺人事件、通称オヤシロさまの祟り。
 沙都子の兄が、まさかその犠牲者だったとは………。
「…じゃあ、今年の綿流しも……、誰かが………?」
「……うん。圭ちゃんも綿流しで会ったでしょ? 写真家の富竹さん。あの人が綿流しの日の夜に殺された。」
 なんてことだ………。
 あのしょぼい風体の売れない写真家が殺されていたなんて……。
「警察もね、雛見沢の風潮をわかってるから、新聞沙汰とかにはなってない。秘匿捜査ってことになってるんだけど。
園崎家はその提唱者みたいなもんだからね、色んな情報が入ってくるの。」
 魅音は、それが悲しいような嬉しいような、微妙な表情を浮かべた。

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 20:32:19 ID:7q423ard0
綿流しで鷹野さんとかに聞かされなかったってわけだな。新しいシナリオキタコレwwwwwww

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 20:41:19 ID:IlZE5pLX0
「…自殺ってことになってるけど、…その死に方が異常だったの。」
「異常……?」
「喉に鯖寿司が詰まってて、体中に鯖の身が付着していたの。」
「…な、なんだよ………それ……。」
「わからない……。でも一番異常だったのは………、自分の手で自分の喉を死ぬまで掻き毟っていたこと。」
 つまりはこういうことになる。
 富竹さんは、綿流しの後、鯖寿司を食べていた時に何者かに襲われて、鯖で殴られて、体中に鯖を付けられて…。
 挙句の果てに、喉を掻き毟って、悶死。
 
 なんだよ、なんなんだよ!!
 どこの世界にそんな死に方するおっさんがいるってんだよッ?!
 
>>86
ちょっと鯖寿司拝借しました。thx
>>108
何も考えてないだけだぜwwwww

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 20:48:08 ID:7qk8J9Mb0
>「喉に鯖寿司が詰まってて、体中に鯖の身が付着していたの。」
> どこの世界にそんな死に方するおっさんがいるってんだよッ?!

腹痛ぇwwww

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 20:52:45 ID:aHLA6ew00
トミーwwwwwwwwwwwwww

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 21:01:23 ID:IlZE5pLX0
 話も一通り終わり、帰る支度をする。
 魅音が、家の前でちょっと待ってて、と言うので壁にもたれ掛かって魅音を待つ。
 
「…おまたせ。はい、これ。おみやげだよ、婆っちゃが作ったんだけど、良かったら食べて。
…レナには、私からよく言っておくから、圭ちゃんは心配しなくていいよ。」
「ああ………、ありがとう……。」
 魅音から、スーパーの袋を受け取る。
 軽く手を振って、魅音は家の中へ消えていった。
 
 あたりは夕闇に包まれ、ひぐらしの声が聞こえ始めていた。
 
 足取りが重い。
 荷物が重いわけじゃない。
 
 嫌な予感がする。
 俺も、富竹さんみたいに祟りに遭ってしまうのか…、という不安。

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 21:03:04 ID:aHLA6ew00
微妙に本スレとリンクしてる予感wwwwwwww

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 21:25:58 ID:IlZE5pLX0
 日も沈み、辺りは夜の帳がかかり始める。
 家に辿りつくころには、すっかり真っ暗になっていた。
 
「ただいま。」
「あら、おかえり圭一。遅かったのね。」
「ああ、ちょっと友達の家に寄ってたんだよ。」
「お友達? レナちゃんじゃなくて?」
「? どうしてレナが出てくるんだ?」
「だって、夕方レナちゃんがきて、圭一を探してるって言ってたわよ?」
「……………ッ!」
 レナが……俺を探していた………?
 なんのために………?
 決まってるじゃないか………!!

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 21:34:18 ID:IlZE5pLX0
「ところで、その袋はなぁに?」
 お袋が、目敏く手に持っている袋を指差す。
「…ああ、これは、友達がお土産って言ってくれたんだよ。」
「へぇ? 何かしら。」
「さぁ、見てみないとわからないな。」
 言いながら、袋に手をかけ、中身を確かめる。
 ガサガサガサ。
 
 なんだ……これは………。
 
 固まる圭一を他所に、母親が袋の中身を確かめる。
「あら! おいしそうな鯖寿司ねー。それにしても雛見沢は鯖が多いのね。」
 
「う、うあ………ぁ……。うわぁあああぁぁぁぁああああッッ!!!!」

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 21:55:55 ID:IlZE5pLX0
「ど、どうしたのよ?! 急に叫んだりして……。」
 
 どういうことだ?!
 自分で富竹さんの死因は鯖寿司だと言っておきながら、俺に鯖寿司をお土産に持たせるか?! 普通!
 魅音も俺を殺そうとしている?!
 そうだ……。魅音もレナと同じなんだ。
 考えてみろ。魅音は雛見沢を牛耳る園崎の次期頭首だぞ?!
 もし俺がオヤシロさまを冒涜したってんなら、俺を疎ましく思うのは当然じゃないか。
 そうだ! そうに決まっている!!
 魅音とレナはグルなんだ。
 二人で俺をハメようとしているんだ!!
 だから俺に鯖寿司を渡したんだ。
 喉に詰めて死んでしまえ、と………。

完結するのかな

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 21:59:46 ID:+R/6AYTI0
魅音空気嫁wwwwwwwww

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 22:42:53 ID:IlZE5pLX0
 鯖寿司を壁に投げつけたい衝動に駆られたが、お袋がいるためにそれは適わなかった。
 今夜の食卓にその鯖寿司を出すという。
 食べないで逃げ切れるのだろうか……。
 
 部屋に戻り、窓際に座って外を眺める。
 
 レナと魅音が俺を殺そうとしてるのはいいとして、その動機はなんだ?
 俺はまだ引っ越してきて一ヶ月ぐらいしか経ってない。
 雛見沢の恨みを買うようなことをした覚えは無いんだが……。
 覚えが無い、ということは動機も無い?
 ならばレナと魅音が俺を殺そうとしているのも間違い?
 …そんなわけあるか!!
 もうよそうぜ…俺……。
 レナは俺を冷凍鯖で襲ってきた。
 魅音は俺に鯖寿司を送ってきた。

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 22:56:33 ID:IlZE5pLX0
 動機なんて関係無いんだ。
 俺を狙っているのは事実…。
 重要なのはそれだけ。
 そして俺は、その悪意にどう対抗するか。
 
 ふと、窓の外に人影が見えた。
 最初は見間違いかとも思ったが、街灯に照らされたその影は、
 次第に自分のよく知る人物の形を成していく。
 
 レナだ………。
 あんなところに突っ立って、何をしているんだ…?
 
 特徴的なスリットの入ったスカートが、街灯に照らされて靡いている。
 腕はだらんと垂れ下げられ、手には何も持っていない。
 顔は、何とも言えない表情。
 まさに魚のように、何も考えていないような無感情さが漂っていた。
 
 そして口は、パクパクと動いている。
 餌を欲しがる鯉のように。
 何かを繰り返しているようだった。

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/30(日) 23:19:39 ID:yY38df+90
       ||
     ∧||∧
    ( / ⌒ヽ  
     | |   |
     ∪ / ノ
      | ||
      ∪∪
       :
      -====-

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     ∧/⌒ヽ. フワーリ
    ( / ヽ ノ ノ ノノ
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       || ./.// ノノ
     ∧/  ./
    ( /   r"   ネンショーケー♪
     | |-、 |      ネンショーケー♪
     ∪ ∪

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 00:20:33 ID:xMd7fhdP0
>>102
亀だがもしかしてギコナビ・・・?それなら板更新に使うURL変わってるから変更したら見れる

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 01:01:32 ID:r331WJ9n0
鯖卸し編おもしろいお( ^ω^)

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 01:48:52 ID:RNhRkYO70
鯖の人ノリノリだなwwwwwwww

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 01:51:23 ID:RNhRkYO70
こんなん見つけたwwwwwwwwwwww
ttp://www.geocities.jp/ryuuhikaon/fate/higurasi/manga/sabamannga1.jpg
ttp://www.geocities.jp/ryuuhikaon/fate/higurasi/manga/sabamannga2.jpg

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 01:52:44 ID:K4gVsCo20
>>124
噂の元ネタマンガとやらか!!!

126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 04:38:29 ID:K4gVsCo20
鯖の味噌煮が食べたくなった。

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 06:25:06 ID:O/8Vs9KV0
 繰り返されるひとつの単語。
 それを特定するのに、さほど時間はかからなかった。
 
「鯖、だ………。」
 
 レナは壊れたカセットレコーダーのように、鯖と繰り返していた。
 誰にも聞こえず、誰にも見られず。
 世界一天井の高いコンサートホールで、繰り返されるその鯖。
 
 鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖
 鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖
 鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖
 鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖。
 
 ジャッ!!
 カーテンを勢いよく閉める。
 
「一体なんだってんだよぉぉぉおおおおッ!!! 食えってのか?! 鯖を、食えってのかよッ?!?!」

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 06:28:56 ID:0R/HxoDj0
塩焼き鯖食いたい

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 06:37:33 ID:O/8Vs9KV0
>>124
そうそう、それそれ。

 夜が明ける。
 というより、寝付けずにいたら、朝になっていた、のほうが正しいだろう。
 
 レナは一体いつからあそこにいたのか。
 そして、一体いつまであそこにいたのか。
 
 恐る恐るカーテンを開ける。
 既にレナの姿はそこには無かった。
 
 だが、レナの立っていた街灯の下に、見慣れない物体が置き去りにされていることに気付く。
 圭一の頭の中に、再度浮かぶ疑心。
 もうそれは予想ではない。
 絶対に当たる予想など存在しないはずだった。
 
 階段を駆け下り、家の外に飛び出す。
 明けたばかりの朝は6月と言えど肌寒い。
 
 街灯の下に歩み寄る。
「やはり……そうだ………。」
 案の定、それは鯖だった。
 少し違っていたのは、1匹ではなく、3匹が山積みにされていたことだった。

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 06:48:13 ID:O/8Vs9KV0
 夜露に晒された3匹の鯖は、まるで今釣ってきたかのように瑞々しく輝いている。
 置き去りにするわけにもいかず、仕方なく圭一は3匹を引きずって家の中に連れ込む。
 
「あら、おはよう圭一。こんな早くからどうしたの?」
「ああ、ちょっと外の空気を吸いに……。」
「うわ! また鯖? それも3匹も………。」
 母親は、さすがに鯖を食い飽きたようで、大きな3匹の鯖を見て、少し億劫そうな表情になる。
「そうだ、圭一。あんた昨日また晩御飯の前に寝ちゃったでしょ。貰った鯖寿司、お父さんと二人で食べちゃったわよ?」
「…あ………。」
 魅音には悪いが、どうせ食べる気は無かったんだ。
 結果的に良かったと言えよう。
 
 出支度と朝食を終える。
 いつもは遅刻ギリギリまで寝ているのに、今日は朝早く起きたせいでかなり時間の余裕があった。


131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 06:54:29 ID:O/8Vs9KV0
 せっかく朝早く起きたのだから、と適当に誤魔化して、圭一は家を出る。
 母親にレナのことを聞かれたが、それも適当に誤魔化した。
 
 本心は、レナと会うのが怖かったのだ。
 一体どういう心境で、家の前で呆然と立ち尽くしていたのか。
 一体何を考えて、鯖を3匹も置いていったのか。
 レナの言っていたことが、頭の中で反芻される。
 
 ───1日に何十回と鯖を見るの……───
 
 今の現状を、オヤシロさまの祟りの前兆と考えるなら、俺は次第に1日に見る鯖の数が増えていくだろう。
 昨日は何回だ? 3回? 4回? 気付いてないだけでもっとかもしれない。
 そして今日、既に3匹の鯖を見ている。
 数はどう換算するんだ? 鯖寿司1個で1回なのか? それとも丸々1匹で1回なのか?
 わからない、わからない!!

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 07:04:45 ID:O/8Vs9KV0
 いつもレナと待ち合わせしている路地に差し掛かる。
 今日はいつもより15分は早い。
 さすがのレナも、こんな早くから待っているわけはないだろう、と高を括っていた。
 ……なのに………!!
 
 レナはそこに立っていた。
 いつものように、俺を待って。立ち尽くして。何を考えて?
 毎日…毎日……! 一体いつから待ってるんだよッ?!
 
「…レ、レナ………。」
 レナは俺に気付くと、いつものように挨拶をする。
「おっはよ〜。圭一くん。今日は早いんだね、…だね!」
「あ、ああ………。今日はたまたま早く起きてな。レナこそ、毎日こんな早くから待ってるのか…?」
「あははは。そうでもないんだよ? レナも今日はちょっと早く起きたの。
…圭一くんも、ひょっとしたらそうじゃないかなぁって思ってたら、本当にそうなっちゃった!!」
 
 こいつは知っている。
 俺が眠れなかったことも、俺が朝早くに鯖を取りに行ったことも。
 すべて知っている……。
 
「…ところで圭一くんは、もしレナがまだだったら。………レナを待っててくれるのかな、…かな?」

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 07:15:07 ID:O/8Vs9KV0
「……………あ、……当たり前だろ…!」
「ふぅん? レナを置いて、先に行っちゃ嫌なんだよ? いつまでも来ない圭一くんを、いつまでもここで待ってるの。」
「…そ、…そんなこと無いって! レナを待つ! ずっと待ってるって!!」
「はぅ〜。ずっと? 本当だったら嬉しいんだよ、…だよ!」
「ああ! 誓うよ!!」
「………ところで、…ねぇ、圭一くん。」
「………え?」
「おいしかった?」
「え……………? …あ、ああ……レナに貰った鯖のことか? いや、実はまだなんだよ。昨日晩飯食べてなくてさ…。」
「そうじゃないんだよ。」
「は………………?」
「鯖寿司、おいしかった?」
 …何言ってるんだこいつ。
 昨日俺は鯖寿司なんて食べてないぞ……。
 
 何のことだ、と聞きかけて、俺はハッとなり、それを思い出す。
 そうだ。昨日、魅音に貰ったじゃないか。
 お土産だって言って、食べてね、って言って。
 親父とお袋が2人で食べたって言ってたじゃないか。
 
 …でも、なんでレナが、ソノコトヲ知ッテルンダ……?

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 07:33:13 ID:O/8Vs9KV0
「な、なんで………?」
「そんなことはどうでもいいんだよ。…ねぇ、おいしかった?」
「…どうでもよくねぇよッ!! なんでレナはそうやって全部知ってるんだよ!! 答えろよ!! レナ!!!」
 レナの肩を揺すり、逃れられないようにして詰問する。
「……………。」
 レナは黙して話さない。
「ッ………! なんでだよッ?! なんでそんなふうに俺を追い詰める?! 俺が何かしたってのかよぉぉぉおおぉおおッ!!!!」
 箍が外れ、堰を切ったようにレナに対する不満が流れ出る。
「…怖いんだね。……大丈夫、レナが守ってあげる。圭一くんを鯖隠しなんかにしてたまるか。去年のようにはいかない。見てろ………。」
「守るだとッ?! 俺を冷凍鯖で殴り殺そうとしておいて!! よくそんなことが言えるな?!?!」
「それは…、圭一くんが金属バットなんて持ってるから、仕方なく……。」
「俺のせいだってのかよッ!? 鯖を持って追いまわしたくせに!! 昨日だって家の前で鯖鯖言ってたくせによぉぉぉおお!!!」
「い、痛いよ!! 圭一くん…! 痛い!!!」

展開が浮かばない
行き当たりばったり鯖最強

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 07:33:35 ID:ZIajGj/r0
ここなんのスレ?

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 08:04:58 ID:6KILIaAP0
鯖すげ〜wwwwwww
俺も負けてらんないカモ

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 08:40:13 ID:O/8Vs9KV0
「はあ…! はあ…!」
 レナの肩から手を離す。
 綺麗にアイロンがかかっていた制服は、無残にもぐしゃぐしゃになってしまっていた。
「…ね、ごめんね、圭一くん。……怖いのはわかるよ。でもこのままじゃ圭一くんの身が危険なの。だから、私を信じて?」
 幼い子供を諭すように、優しくレナは語り掛ける。
「ほら、学校行こ? 魅ぃちゃんも待ってるよ。今日はね、レナも部活に参加できるから、皆で遊べばきっと元気になるよ!」
 レナは俺の手を引いて歩き出す。

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 08:49:45 ID:O/8Vs9KV0
「おっはよー。魅ぃちゃん。」
「おはよー。って、あんたたち! なんで手ぇ繋いで登校してるわけー?」
「…ちょっと圭一くん、元気が無いみたいなの。だから今日は魅ぃちゃんも優しくしてあげてね…?」
「…ああ、そんな感じだね…。圭ちゃん、大丈夫……?」
 魅音が俯いた俺の顔を覗き込む。
「ああ………。」
 気の無い返事を返す。
 レナも魅音も、困り顔で俺のことを見ていた。
 
 二人はいつも通りだ。
 本当にこいつらが俺を殺そうとしてる?
 そうは思いたくない。
 だったら、あの鯖はなんだ?
 魅音が言うには、殺したい相手に鯖を送るって言うじゃないか。
 そして魅音もレナも、俺に鯖をくれた。

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 09:03:22 ID:O/8Vs9KV0
 カランカラーン、カランカラーン。(チャイム)
 
 その日はずっと上の空だった。
 沙都子と梨花ちゃんが、俺がなぜ元気が無いのか聞いてきたが、うまく答えられなかった。
 魅音とレナも、俺を元気付けようとしてくれていた。
 だがその度、街灯の下で鯖を繰り返していたレナの姿が思い出され、素直に受け止められなかった。
 
「圭ちゃーん! 部活はじめるよー?」
「…圭一くん、朝からずっと元気無いね……。」
「変なものでも食べたんじゃありませんの? 圭一さんは食い意地だけはありますものね…。」
「沙都子よりはましだと思いますですよ。」
「なッ!? 梨花ぁー! どういう意味ですのー?」
「みーみー☆」
 
「……圭ちゃん、体調悪いなら無理しなくていいんだよ? 今日のところは家で休んだら?」
「………ああ、そうするよ。……………ごめんな、みんな……。」
 俺は椅子を引いて立ち上がり、そのまま教室を出た。

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 09:07:55 ID:O/8Vs9KV0
 家に帰ると、両親は出掛けているようだった。
 
「……何か本当に熱っぽいな…。」
 
 冷蔵庫に入りきらなかったのだろう。
 3匹の鯖は台所で、タライに張った氷水につけられていた。
 
 部屋に戻り、着替えを済ませ、布団にもぐりこむ。
 気疲れからか、すぐに眠気が襲ってきた。

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 09:14:30 ID:O/8Vs9KV0
 カナカナカナカナ………。
 
 どれぐらい眠ったのだろうか。
 ひぐらしの声に目が覚めた。
 
 一階へ降りる。
 両親はまだ帰宅していないようだった。
 
 ピンポーン。
 
 インターホンの音に、体がビクッと反射する。
 誰だ………?
 念のため、チェーンロックをかけて、ドアを開ける。
 
「あ、こんばんは。圭一くん。」
 尋ねて来たのはレナだった。
「…レナか………、何の用だ…?」

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 09:23:36 ID:O/8Vs9KV0
「圭一くん、今日元気無かったから、魅ぃちゃんと一緒に元気付けるためにお料理を作ったんだよ!」
「…魅音と………?」
「うん、魅ぃちゃんも一緒に行こうって誘ったんだけど、恥ずかしがっちゃってね。」
「……………。」
「ほら、これなんだよ。」
 レナはドアの隙間から手を入れ、持っていたタッパーを開ける。
 味噌の香りが鼻をくすぐる。
 …それは、鯖の味噌煮のように見えた。
「……あ、ああ………ッ!!」
「ほら、おいしそうでしょ? それに今日、圭一くんのおうち、お父さんとお母さん出掛けてるんでしょ?
お腹空いてるだろうと思って、たくさん作ったんだよ。」
「う、うあああぁぁぁぁああぁあぁぁああッッッ!!!!!!!!」

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 09:27:03 ID:O/8Vs9KV0
 なんでこいつは俺の両親が出掛けてることを知ってるんだ!!
 もう疑う余地はない! こいつは、…いや、こいつらは俺を殺すつもりなんだ!!
 
「…………開けて? …………圭一くん…?」
「か……帰ってくれ…。……頼むから……帰ってくれ…!!」
「…………どうしてそんないじわるを言うのかな…? ……かな?」
「帰ってくれ!! 帰れよぉッ!!! 帰れぇえぇええぇッ!!!!」
 
 扉に体当たりする。
 レナは扉越しの衝撃に少し体勢を崩したようだった。
 ここで躊躇してはならない…!!
 ドアノブを両手で掴み、両足で踏ん張って一気に引っ張る!!
 だがバタンという軽快な音はしなかった。

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 09:30:01 ID:O/8Vs9KV0
 ぎりぎりと嫌な手応えが伝わり、扉が閉じることを拒むのだ。
 それは…レナの指だった。
 一本一本が蠢きながら、まるで鯖のように扉の狭間で揺らめく…!
「…………痛い……痛いよ圭一くん…………痛い………ぅ、」
 それは悲鳴のような激しいものでなく、かみ殺したような、静かなうめきだった。
 「帰れ……帰れ……帰れ……ッ!!!」
 俺はいよいよきつく扉を引き絞る…!!
 一度扉を緩めなければレナの指が抜けない、だから閉められない、なんてことは思いつかなかった。
 「………本当に痛いの圭一くん。………悪ふざけが過ぎたなら謝るよ……ぅぅ……。」
 謝罪の言葉なんかどうでもよかった。
 レナがいくら謝罪したって、レナがしてきたことは何も変わらない。…何も変わらない!

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 09:38:10 ID:O/8Vs9KV0
「……………ぅ……。」
 レナの指はもう真っ赤になっていた。
 痛みすら感じていないだろう。
「………よく見て…圭一くん。……それは、鯖じゃないんだよ……………。」
 気付いていなかったが、レナの持っていたタッパーは下に落ち、無残にもぶちまけられていた。
「そんなことあるか! そんなわけあるか!! おまえらは俺を殺すつもりなんだ! だからこれは鯖なんだ! 鯖以外の何でもないんだよぉぉおおッ!!」
「……お願い………。……よく見て………。」
「うぉおおおおぁぁぁぁああぁぁあッッ!!!!」
 再度扉に体当たりを試みる。
 ガチャンッ!!!
 その拍子にレナの指が外れ、勢いよく扉が閉まる。

暇だからって調子乗りすぎかなw

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 11:21:35 ID:MeEGsLoq0
過疎ってるし別にいいんじゃない?
とりあえず続きをwktkで待ってる

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 11:41:52 ID:r331WJ9n0
雛見沢に起こった連続殺人事件、そしてオヤシロ様の祟りの恐怖を
味合う鬼隠し編が、鯖というキーワードでリバイバルされているのが新鮮だ。

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 13:57:00 ID:K4gVsCo20
>>147
なんかwwww微妙にホンモノっぽい批評でワロスwwwwwwwwwwww

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 13:59:59 ID:O/8Vs9KV0
 ガチャッ!!
 その一瞬の隙を突いて、鍵をかける。
 
 ダンダンダンダン!!
 レナが扉を叩く。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。」
「やめろぉぉぉおおおおッッ!!!! 帰れぇぇぇええぇぇぇえ!!!!」
 レナはひたすら謝罪を繰り返す。
 口調は酷く単調で、カセットレコーダーのような無機質さを醸し出していた。
 
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさ…。」
 単語が妙なところで区切られる。
 まさにストップボタンを押したかのように。

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 14:06:39 ID:O/8Vs9KV0
 やっと帰ったかと思い、安堵の息を漏らす。
 そのまま玄関にへたり込む。
「はあ…、はあ…。」
 
 ぶちまけられた鯖の味噌煮に視線が行く。
 さすがに、このまま放置するわけにはいかなかった。
 圭一はタッパーを拾い上げようと、腰を上げる。
 
「鯖。」
「え……?」
 扉の向こうから声が聞こえる。
 誰だ? 誰かいるのか?
 …やめようぜ、………俺。……わかってるだろ?
 
「鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖
鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖
鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖
鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖
鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖。」

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 14:07:22 ID:MpnK8M670
犯罪者が出ますた

【雑誌】週刊少年チャンピオン速報スレッドVer.30000【ネタバレ】
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/comicnews/1122457772/

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 14:15:08 ID:O/8Vs9KV0
 さっきの謝罪よりも、何倍も大きな声でレナは繰り返す。
 そのひとつひとつが叫び声ほどの大きさに聞こえた。
 だが、まるで息継ぎが聞こえない。
 一体どれだけの肺活量があれば、こんなにも途切れずにそれを繰り返せるのか。
「うるさいッッ!!!!! 黙れぇぇぇぇぇええええぇえぇぇええッッ!!!!!」
「鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖。」
 尚もレナは繰り返す。
「やめろォォォオオオッ!!!!! うぁあああぁぁぁぁああああああああッッッ!!!!!!」
 
 圭一の絶叫に驚いたのか、途端にピタッとそれは止む。

153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 15:36:32 ID:r331WJ9n0
奥様は巫女

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 15:37:17 ID:r331WJ9n0
奥様は当主
奥様は鉈女
奥様はスジ

奥様はぐぎゃ

155 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/31(月) 16:36:32 ID:zv8d70Me0
婿殿は時報

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 17:22:28 ID:O/8Vs9KV0
 念のため、金属バットを手に取る。
 まだこの間の鯖の身がついたままだ。
 チェーンロックをはずし、ゆっくりと扉を開ける。
 隙間から見える景色に、レナの姿は無い。
 
 バッ!!
 扉を勢いよく開け、外に飛び出す。
 周囲に人の気配は無い。
「…帰った………のか………………?」
 
 その時、あたりに漂う異臭に鼻が反応する。
 なんだ………この匂い……。
 生臭い……。
 魚………?

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 17:27:31 ID:O/8Vs9KV0
 ふぉんッ!!
 風切音に反射的に体を反らす。
 
 ズシャァッ!!
 それを辛うじて避けたものの、体勢を崩し、圭一は地面に倒れこむ。
 
「なッ…?! …レ、レナ!!!」
 レナはちょうど、扉で隠れる位置にいたのだ。
 そして手に持つ冷凍鯖で俺を不意打ちしてきたのだ。
 殺気の篭った、殺す気満々の一撃で!!
「うまく避けたね……。すごいよ? 圭一くん…。」


158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 17:32:51 ID:O/8Vs9KV0
 俺は立ち上がり、金属バットを構える。
「くッ……! 俺を…殺すつもりなんだな……!」
「……………。」
 レナは答えない。
 返答の変わりに、第二撃を打ち込んでくる!
 
 ふぉん!! ガキーンッ!!!
 
 俺は、両手で持った金属バットを横に構えてそれを迎撃する!
 レナの打ち下ろした冷凍鯖は、軽く見積もっても5kgはあるだろう。
 それをレナは、片手で易々と振り回している。
 戦力差は明らかだった。


159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 17:44:13 ID:O/8Vs9KV0
 くそ……ッ! なんとか勝つ方法を考えないと…!
 この間は鯖が溶けるまでなんとか時間を稼げたが…。
「…今日は鯖が溶けるなんてことありえないよ。さっき凍らせたところだもん。」
「へっ……、…お見通しってわけか……。」
 ならば、使い手をやるのみ!!
「うぉおおおおッッッ!!!!!」
 金属バットを振り上げ、レナの左肩を狙う。
 ふぉん! カキーンッ!!
 予想通り、レナは両手を使い、鯖を盾にしてバットを受け止める。
 狙いはここだ!
 鯖はその重さから、どうしても小回りは利かないはず!
 間髪入れず、左からバットを打ち込む!!
 よし! これでレナの右腕は潰せる!
 
 ヒュッ! ガキーンッ!!!

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 17:49:51 ID:O/8Vs9KV0
 なッ?! 受け止められた?!
 どうやって?!
 
 レナの持っていた鯖は地面に落ちている。
 小回りの利かない鯖をあえて捨て、他の武器で受け止めたというのか?!
「…怖いなぁ、圭一くんは。他のお魚も持ってきて正解だったんだよ…。」
 レナが狡猾にニヤリと笑いながら言う。
 その手には………秋刀魚!!(サンマ)
「くッ………。」
 秋刀魚も冷凍されているようで、金属バットで押してるのにビクともしない。
 ギィンッ!!!
 力の拮抗が破れ、お互いの距離が開く。

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 17:53:21 ID:O/8Vs9KV0
 予想外だ。
 他の魚も用意してるとは………。
 それにレナは、魚は秋刀魚だけとは言ってない。
 おそらくは……他にも何か………。
 
 レナの全身を観察する。
 いつもの際どい前スリットと違いは無い。
 どこから秋刀魚を取り出したのかさえ謎だった。
 
 これでは攻めようが無い。
 圧倒的に……不利だ!!

162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 18:00:49 ID:O/8Vs9KV0
 だがレナは待ってなんかくれない。
 秋刀魚片手にガンガン攻めてくる!
 辛うじて受け流しているが、いつまで持つか…。
 鯖が斧だとしたら、秋刀魚は小回りの利く鉈といったところだろう。
 鯖よりも脆い分、時間を掛ければ破壊できそうだったが、魚はまだあると見ていい。
 全て破壊するには体力が続かない!!
 畜生! どうすりゃいいんだ?!
 
 …そうだ!
 レナの捨てた鯖!!
 あれを……拾えれば………!

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 18:01:15 ID:hGANZ8Ed0
KOOL対決キタコレwwwww

164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 18:09:52 ID:O/8Vs9KV0
 だが鯖はレナの向こう側だ。
 果たして抜けられるか……。
 秋刀魚といえど、その威力は半端じゃない。
 当たり所が悪ければ、一撃で葬られてしまうだろう。
 だが結局は同じこと。
 このままレナの攻撃を受けつづけていれば、いつかはやられてしまう!
 ならば……俺は………鯖に賭ける!!
 
「うぉおおおおぉぉッッ!!!」
「秋刀魚を前にして突っ込むとはッ!! 血迷ったか前原圭一ッ!!!」

165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 18:13:35 ID:O/8Vs9KV0
 レナの容赦ない秋刀魚が振り下ろされる。
 それは、なんだかとてもスローに見えた。
 それに、あたりがとても静かだ。
 心臓の鼓動の音までが聞こえるようだった。
 
 ひゅんッ!!
 俺はレナにバットを投げつける。
 鯖さえ獲れれば、そんな鯖くさいバットは必要ない。
 予想外の攻撃に、レナはほんの一瞬躊躇する。
 レナの横をすり抜けるのには十分な時間だった。

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 18:27:56 ID:O/8Vs9KV0
「しまったッ!!!!」
「遅いぜ! レナ!!!」
 俺はスピードを緩めず、そのまま鯖の尻尾をつかむと、
 両手で持ってレナのほうを向き直る!
「…形勢逆転だな……! レナ!」
「くッ………。」
「行くぜぇぇぇええええッ!!!!」
 鯖対秋刀魚なら鯖に分があるはず!!
 俺は鯖を持ち、大きく振りかぶると、レナの脳天目掛けて叩き下ろす!!
 レナも秋刀魚を額の上に構える!
 その姿はあまりに弱弱しい。
 紙でナイフを受け止めるようなものだ。

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 18:34:11 ID:O/8Vs9KV0
 ふぉん!!!
 俺の放った鯖が、秋刀魚に受け止められる。
 秋刀魚は衝撃に耐え切れず、粉々に吹っ飛び…、
 …鯖が、……レナに、………当たる!!
 
 ドガァッ!!!!
 
 鯖はレナの脳天にヒットする。
 普通の人間ならば、5kgもの重量がある物体に落下速度を加えた一撃に耐えられるわけがない。
 …レナもその例に漏れず、しばらくふらついた後、地面に突っ伏して意識を失った。

168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 18:40:37 ID:O/8Vs9KV0
「…や、やったか………。」
 勝利を確信し、体中の力が抜ける。
「はあ……! はあ……! おい、レナ…。」
 話し掛けても反応は無い。
「レナ………?」
 レナの横へ歩み寄る。
 レナの体は、地面に突っ伏して微動だにしない。
 こんな細身の少女が、あんなモノを振り回して暴れていただなんて、信じがたい。
「……おい! レナ?!」
 いくら呼んでも動く気配が無い。
 圭一の背筋に寒気が走る。

169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 18:45:18 ID:O/8Vs9KV0
 まさか……、死んでる………?
 待て、落ち着けよ、圭一。
 息をしてるか確認するんだ…。
 
 レナの口元に耳を近づける。
 呼吸は、無い。
「う、嘘だろ……?!」
 殺すつもりなんて無かった。
 殺されるかもしれなかったから抵抗しただけだ。
 そうだ俺は悪くない悪くない悪くない。
 これは正当防衛なんだ正当防衛。
 
「け、圭ちゃん………?」
 声のしたほうを振り向くと、魅音が驚きの表情で突っ立っていた。

170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 18:50:25 ID:O/8Vs9KV0
「み、魅音……。違うんだ、これは……。レナが………。」
 魅音は、口に手を当て、首を横に振る。
 
 魅音の手に持たれているものが目に入る。
 レナが持ってきたのと同じ、タッパー。
 つまり、鯖の味噌煮。
 つまり、魅音も……。
 
「う、うわぁぁぁぁあああああああッッッ!!!!!!」
「圭ちゃん?!」
 
 ふぉんッ!!!
 
 
 
 グシャァッ!!!!
 
 
 
                   ひぐらしのなく頃に(どーん)

171 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/10/31(月) 18:57:01 ID:zv8d70Me0
乙wwwwwwwwwwwwwwwwww
感動したwwwwwwwwwwwwwww

172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 19:04:04 ID:r331WJ9n0
鱈から出る一億のすじこwwwww

173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 19:04:26 ID:r331WJ9n0
間違えた 鮭から出る一億のすじこ

174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 19:11:04 ID:6KILIaAP0
終わったのかwwwwwwwwwwwwwwwwww

これ解いつ発売なんだwwwwwwwwwwwww

175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 19:17:09 ID:WUGLnBww0
おつでした〜
http://www.vipper.org/vip135202.jpg

176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 19:17:45 ID:O/8Vs9KV0
ギャグのはずがわけわからんくなりました。
冷凍鰯投げとか本マグロトラップ等、使えなかったネタが多々。
綿流し=園崎式拷問=人間三枚卸しは書きたかったなぁ。

>>174
解もくそも、鯖だぜ。
『ひぐらしのなく頃に鯖』とでも呼んでくれ。

ほんとはね、オリスク作ってるんだけどね、疲れてね。
息抜きに書き出したら、予想外に長くなっちゃったの。ごめんね。

177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 19:29:25 ID:hGANZ8Ed0

この短期間でここまで書けるのはネ申

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 19:29:28 ID:6KILIaAP0
>>176
予想外に面白かったですよwwwwwwwwwwwwww
是非オリスクも頑張ってほしいです。

○○し編ってなかなか思いつかないなぁ・・・

179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 19:30:11 ID:yWIuxaOaO
なんだこの大長編www

180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 19:36:28 ID:O/8Vs9KV0
ああああああああそうだあああああ!!!!

おいで鯖女…!だけはやっておくんだったああああああ!!!

梨花とかセリフ1個しかねーじゃん

181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 21:08:17 ID:0KWv6fGi0
じゃあ第二弾キボン

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 21:19:05 ID:zv8d70Me0
第二弾wktk

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/10/31(月) 22:59:36 ID:70pEjcDm0
しゅ

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 00:15:04 ID:xQ0PA6gu0
レナのイメージが鉈女から鯖女に固定されました

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 01:45:52 ID:/AtpFY1W0
鯖江…

186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 04:45:03 ID:7H5VGyuH0
すじいぃぃぃ

187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 05:23:20 ID:3TXsmHnJ0
ほしゅ

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 07:24:54 ID:SvAzR4xv0
シメサバ

189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 09:31:47 ID:EEZtfCBU0
【社会】「祭りにして騒がそう」…仙台の女児殺害予告で逮捕の男、2chでのエイベックス脅迫も供述[051101]
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1130799836/


190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 10:30:24 ID:+D6KfyCi0
スレ乱立中なので保守

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 11:04:28 ID:+D6KfyCi0
カスミン待ち保守

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 12:08:54 ID:7H5VGyuH0


193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 12:14:11 ID:KwE5Xrdz0
保守

194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 13:12:31 ID:+D6KfyCi0
保守

195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 15:05:36 ID:xvSwkl5N0
すじ

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 17:29:40 ID:fv7nOUjc0
さば

197 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 18:13:08 ID:tkBL7M3U0
洒落にならないくらいクダラナイ話を思いつきました。
その上本編とは全く持って関連性がありません。
しかもどう考えても下ネタなので書くのは見送ろうと思います。
本当にありがとうございました。

198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 18:16:32 ID:g6br8QH80
>>197
ちょっとまった

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 18:18:05 ID:+D6KfyCi0
さば

200 ::2005/11/01(火) 18:18:50 ID:zXFNWcrj0
「……あぁん、ハマチあるわ。出すんね。」
 てっぺい☆はスーパーの袋からハマチの切り身を探り当て、醤油に漬けた。

 そして、今まさに口に入れようとし、顔を上げたその光景を、恐らく理解できなかったろう。

 目と鼻の先に、鯖を担ぎ上げた少女が立ち塞がっているなんて。

                  ひぐらしのなく頃に(どーん)


9割方企画倒れに終わると思います。
本当にありがとうございました。

>>197
wktk

201 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 18:30:19 ID:tkBL7M3U0
〜ある日の授業中〜

「圭ちゃん…これ、後で読んどいてくれない?」
「えっ?」

急に俺に手紙を渡してくるなんてどういう魂胆だ。
その上魅音にしては珍しく俯きながら。
……どうやら顔も赤らめているようだし。

「ははぁ…なるほど、果たし状って訳か!」
「あ…、え、あ、あぁ、うん!そうそう!
 後でちゃ〜んと中身を見てくれないとおじさん怒るからね!」
「分かった、分かった!後でちゃんと見とくよ!」

202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 18:30:55 ID:1DWkndqh0
VIP本スレに「すじ」がいるならこっちは「鯖」だ!!!

203 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 18:36:01 ID:tkBL7M3U0
 学校で一番ほっとできる時間と言ったら、やはりお昼だろう。
 いつものようにみんなの机を寄せ合い、みんなのお弁当を並べる。
「あらぁ! 魅音さんのお弁当が、今日はなかなか見事でございましてよー!」
「……お寿司がいっぱいで豪華豪華なのです。」
 沙都子と梨花ちゃんが魅音の弁当を見て歓声をあげている。……どれどれ。お!
「珍しいな!バッテラ寿司を入れてきたか!」
「昨夜の残りをちょっと詰めてきただけだよ。うちで昨日、村長たちが酒盛りしててさ。
 それで残り物をちょいと取っておいたってわけ。」
「あははははは、それでお寿司が多いんだね。」
「…ふーん。…残り物、つまりは残飯とは言え、
 これだけ綺麗に弁当箱に収められてるとなかなかの迫力があるな!
 まるで銀座の高級寿司みたいだ!」
「人の印象のほとんどがファーストインプレッションで決まるようにさ。
 やっぱりお弁当の味も、蓋を開けた時のキレイさに比例するんじゃないかな、って!」

204 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 18:39:13 ID:tkBL7M3U0
「げはッ!! 肘は反則だろ沙都子!!」
「襟首を掴むのも反則でございますー!!!」
 激しい戦いは、豊富な運動量と肘によるブロックで序盤、沙都子が優位に立つかに見えたが、箸さばきの致命的な差が形勢を一気にひっくり返す!
「あぁぁー! 最後のバッテラァァァ!!!」
「北条沙都子ッ敗れたりぃいいぃいいぃ!!!がぶッ!!!!」
俺は沙都子と仲良く同時に喉を詰めて窒息、ひっくり返ってもがく。
喉に詰まったにも関わらず、頭を撫でて解放する梨花ちゃん。
レナはそれを見て、わたわたと興奮し赤面して光悦の表情を浮かべている。
そのレナの犯罪性の高い発言をいさめる魅音。
それはいつもと同じ食事の光景だ。
これからもこれと同じ光景が続くなら。…俺はどんな努力もいとわないだろう。
激しい戦いもようやく落ち付き、ようやくみんなにも会話をするゆとりが生まれたようだった。
水筒からお茶をもらい、軽く一息をつく。

……う……トイレに行きたくなってきた。
やっぱり食べ過ぎたかな?

205 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 18:43:26 ID:tkBL7M3U0
「あ、ごめん、ちょっとトイレ行って来るな。」
「ゆっくりブリブリしておいで〜!」
「魅ぃちゃん、それ下品…!」

あ〜………空気が澄んでいるぜ。
いかに教室が俺たちの熱気で澱んでいるかわかる。
さて……早く用を済ませて皆の所に戻るかなっ、と。

「くそっ……腹が異常に痛いな…
 あの鯖寿司もしかして腐ってたのか…?」

206 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 18:48:32 ID:tkBL7M3U0
ジャ―――――――――…

「ふぅ……」

快適な音と共に俺の気分は爽快になった。
やはり人間が一番気を抜けるときはこの瞬間なのかもしれない。

「さて、紙は……っと」

え?……え?

「……何で紙がないんだよ。」

冷静にもう一回探す……やはり無い。

「……だから何で紙がないんだよ?!」

何が何やら……わからなくなってくる。
おかしい。
理解できない。
すでに異常な空間に引きずりこまれていることを気付くのに、
そんなに時間はかからなかった。

207 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 18:53:01 ID:tkBL7M3U0
何か拭けるもの……拭けるもの
ろくな物が見つからず諦めかけた時、
調べたポケットの中に望みの物があった

それは紛れもなくさっき魅音から貰った手紙だった。

ハートマークが付いていて魅音にしてはかわいかったが、
実用には申し分なかった。

「すまん!!!魅音!!!!使わせてもらうぜ!!!!!!」

208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 18:54:26 ID:+D6KfyCi0
相変わらず魅音カワイソスwwwww

209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 18:54:46 ID:pb7Zufid0
魅音「(´・ω・`)まぁ圭ちゃんがそれで助かるならいいよ・・・」

210 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 19:03:47 ID:tkBL7M3U0
「圭ちゃん、お帰り。
 …遅かったねぇ。やっぱりブリブリしてきたのかい?」
「魅ぃちゃんっ…!!」
「あぁ悪い悪い。ちょっと腹の調子が悪くて…
 所で魅音――」
「ん……何だい?」
「果たし合いはいつ行うんだ?」

「え……?」

「ちょっと色々あってな…
 果たし状なくしちまったんだ。」
「あっはっはっは!! 圭ちゃんはドジだね!」
「まぁ、どうせいつもみたいな内容の手紙だったんだろ?
 それなら口頭でも伝えれるじゃないか!!」
「へっへっへ、わかってるじゃない!」
「いつどこでででも俺は挑戦を受けるぜ!」
「あっはっはっはっは!! 今のうちに殺しといた方がいいよ〜? 
 じゃないと圭ちゃん、死んで後悔することになるから。あっははははは!!」

211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:05:25 ID:pb7Zufid0
魅音「(´・ω・`)多分圭ちゃんはトイレで読んだんだ。それで照れ隠しに言ってるんだ。そうに違いない・・・・」

212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:10:23 ID:LTtMnoDg0
魅音の代弁者が紛れ込んでるw

213 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 19:12:14 ID:tkBL7M3U0
〜そして下校〜

うぅ……また腹が痛くなってきた。
トイレに寄る所を見せるのも無粋なので
今日は一人で帰ることにする。

なるべく早歩きで……
なおかつお腹を刺激しないようにゆったりと…

退屈で長い帰宅だったが、俺は気を許すことはなかった。
ぎゅっとズボンの柄はすでに汗でぬめっていた。
だから歩きながらもじっと耳を澄ませ、
不穏な音・気配の接近を探っている…。

「もう駄目だ……!!!」

我慢は限界に近づいた。
路上でするしかっ……!!!!!!!!

214 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 19:12:45 ID:tkBL7M3U0
しかし…その時に音が聞こえた。
それは紛れもない足音だった。
その足音は少し前から俺をぴったりつけていた。
気配から察するに…………それはひとりだった。
…だが油断する気はない。

俺は歩みを止めると、後ろを振り返った。
木々でうっそうとした林道は、まるで初めから誰もいなかったかのように静まりかえっている…。
だが俺は騙されない。確かに足音がずっとつけてきていたのだ。
そして俺が立ち止まると同時にその足音も止んだ。
…つまり、後続者は俺との距離を維持したいのだ。
それは紛れもなく、俺を意識している証拠だった。
息を殺し、その気配が焦れて動き出すのを待つ…。

215 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 19:15:02 ID:tkBL7M3U0
「…おいッ!!! いるんだろ、そこにッ!!」
 力の限り精一杯、俺は木陰でやり過ごそうとするそいつに怒鳴りつけた。
 だが…その木陰の気配は微動だにしない。
 俺が見つけるその瞬間まで、自ら正体を明かすつもりはないのか……。
「わかってんだよッ!!! そこにいるのはよッ!!!!」
 もう一度怒鳴ったが、それでもそいつは動かなかった。
 ならこっちから近付いてやる!!
 慎重に警戒しながら、一歩一歩近付いてゆく…。
 木陰を大きく回りこむと…そこには人影があった。
 その人影は……何故かやたらと堂々としていた。
「………レナ…!」
 …レナは俺に見つかったことに気付くと観念した表情を浮かべた。
 だが申し訳なさそうにするだけで、決して口を開くことはなかった。
「……何か俺に用かよッ…!」
 沈黙を許さない俺は、間髪入れずに怒鳴りつける。

「………魅ぃちゃんね。つい最近ね。…すごく傷つけられたの。」
「傷つけって、……え?」

魅音が傷つけられようがどうでもいい!
それより早くどこかに行ってくれ!!!
漏れる…!!!漏れる…!!!!!!

216 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 19:19:24 ID:tkBL7M3U0
「…始めはあまり気にしてないふりをしてたけど。
…ハチに刺された時と同じ。直ぐに腫れた。ジンジン腫れてきた。
……直ぐに痛みがこらえられなくなった。
 そしてレナに言ってきたの。……魅ぃちゃんは泣いてた。」

「ごめん……レナ!!!!
 続きは後にしてくれ!!!!!!」

俺は誰もいないような山道に向かって走り出す!
誰にも見られないように!!!!

「……待ってよ圭一くん。あはははははははははははははははははははははは。」

何で……付いて来るんだよ!!!!

レナは奇怪に笑いながらも、決して足を止めたりはしない。
俺はそんなレナに追いつかれまいと、
レナが一定距離に近付く度に小走りに逃げ振り返る、を繰り返す。
……それはどう見ても、レナに追われて逃げているようにしか見えなかった。

漏れる…!!!漏れる…!!!!!!

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:21:39 ID:pb7Zufid0
魅音「別にいいよ。圭ちゃんのためならスカトロでも・・・・」

218 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 19:22:04 ID:tkBL7M3U0
「つ……ついてくるなよ…ッ!!!」
「それはできない相談だよ。
…レナの家もこっちだもん。あはははははははははははは。」

レナと帰宅路が同じというならいいさ、道を変えてやる! それでいいだろ?!
俺は曲がったこともない、よく知らない小道を入る。
だがレナは俺のその様子をけたけたを笑いながら、ついてくるのだ…!
どうして?! どうして?! レナは帰るんだろ?! じゃあいつも通りの道で帰ってくれよ!!
どうして…こんな変な脇道にまで…追って来るんだよ?!
そんな俺の、叫びのような思考は…そのまま口からこぼれた。

「…ど、どど、どうして付いてくるんだよッ…?!」

俺のお腹はすでに諦めが色付いていた。

ヤバイ…持ちこたえろ!!!!圭一!!!!!

219 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 19:26:23 ID:tkBL7M3U0
「…圭一くんとお話したいから。……圭一くんもレナとお話したいんじゃないかな? かな?」
「お、俺は何も話したいことなんかない…!!」
「嘘だよね…? 相談したいこと、きっとあるはずだよ?」
「ない! レナと話すことなんか何もないよ!!」
「嘘だよね?」
「嘘じゃないよ…!」
「嘘だッ!!!!!!!」

余りの恐怖と…余りの大声につい…俺は………

むにっ

「あ……ああああああああぁあああぁああぁああぁああぁああぁああぁ……」

やってしまった。

そんな一瞬の心の隙だった。
あろうことか、膝が笑うようにかくんと抜け、その場に崩れるように転んでしまう…!

慌てて立ち上がろうと、ばてて言うことを聞かない足を鞭打つ!
ズボンを抑えて何とか立ち上がる俺の眼前に、もうレナはいた。

220 : ◆VC3/0IaBbQ :2005/11/01(火) 19:29:40 ID:tkBL7M3U0
疲労困憊で息も絶え絶えの俺に比べ…
レナは凍えるくらいに冷え込んでいて、
息が乱れないどころか、心臓の鼓動さえ感じられなかった。

「くんくん……何かが臭いのかな…? 腐卵臭…?」

やめてくれ……こんな俺を見ないでくれ……

「圭一くん……もしかして………」

「うわぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!!!!!」

            圭一のなく頃に(どーん)



腹下し編。

書いてる途中で3回ほど死にたくなった。

221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:33:59 ID:5WGtbJT60
ある意味小学生連続襲撃事件よりキツイなw


○○し編か・・・褒め殺し編なんてどうだろう、内容は思いつかんが


222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:36:29 ID:BfXS7wR70
そっと心のスミにしまっておくから

223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:36:32 ID:pb7Zufid0
>>221
前あったよ褒め殺し編。短編だったけど

ってかラメソたん乙wwwwwww

224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:41:21 ID:5WGtbJT60
>>223
あったのかw俺の乏しい想像力じゃ二番煎じが限界だな・・・


225 :髪降し編 ◆9TeoJ/tyo. :2005/11/01(火) 19:47:04 ID:qnhYUgUX0
                陽は常に熱を産む。
               それが私には熱すぎて。

                陽は常に光を産む。
               それが私には眩しすぎて。

                陽は常に昇る。
               また常に沈んでいく。

                        Frederica Bernkastel

空気が・・・重い。
目の前のソレから放たれる威圧感が俺の体、心までも支配する。
見慣れている人のはずなのに、普段とこれほどまでに違う空気を纏っていると恐らくパッと
見ただけではわからないだろう。
だが、それは確実にその人なのだ。
今入って来た戸を引き返してしまいたい衝動に駆られる。
だが、ここで引き返すわけにはいかない!
ここで引き返してしまえば、それだけで負けを意味する。
誰に対しての負けでもない、自分への負けだ!
体からは既に多量の冷や汗が流れ、全身には気持ち悪いほどの鳥肌が立っている。
怖い・・・。
しかし、俺はやり遂げねばならない。
それが、俺達に課せられた絶対のルールなのだから。
こんな状況になってしまった理由を冷静に思い出す。
あくまで・・・冷静に・・・・・・。


書いてみたくなった。とりあえず冒頭部分。
(企画倒れの可能性有)

226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:49:11 ID:C7PaQt2y0
>>220
乙。

魅音カワイソスw
圭一もカワイソスww
レナどうでもいいwww
ってか面白い。

まぁ、自分もスクリプト化された自分の文章読んでると内容が内容だけにものすごく恥ずかしくなる…

227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:50:16 ID:pb7Zufid0
>>226
あるあるwwwww

228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 19:59:59 ID:emb1vqSe0
>>220

そして恋明かし交換ノートよりはマシじゃまいかと言ってみるテスト
自分で書いといてなんだがアレはイタ過ぎた…

ってか皆クオリティタカスwwwこの良作群にスクリプトつけられるのはかなり燃えwwwww
その反面自分のオリスク作る気なくす諸刃の剣なわけだが

229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 20:04:20 ID:pb7Zufid0
ん?ん?ん?
とみたけの人か。
普通にすごい人がいるから困るwww

230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 20:16:28 ID:+D6KfyCi0
>>225 超シリアスかと思ったら校長ネタかよwwwww

231 ::2005/11/01(火) 20:17:04 ID:zXFNWcrj0
とみたけの方は文の書き方がうまいです。
ぼくなんてどうみても鯖です。
本当にありがとうございました。

232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 20:31:35 ID:+qNgFJ9L0
鯖だッ!

233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 20:57:56 ID:LTtMnoDg0
俺は、教室中に充満したガソリンの匂いに、思わず顔をしかめた。

「レ、・・・・・・レナ・・・・・・これはどういう真似だよ・・・・・!?」
「万が一の時の保険なの。
・・・・・私だって、大好きなみんなのバーベキューなんて見たくない。
だから冗談で済んで欲しいって思ってる」

レナが俺を脅迫するように、ジッポライターをこれ見よがしにかざしてみせた。
駄目だ。俺がちょっとでも不審なそぶりを見せたら、レナは迷わずライターに点火する気だ。
つまり・・・・・俺の持つ護身用スプレーでは、レナを無力化できないということだ・・・!
なんてこった・・・・・せっかく大石さんからもらった武器が、早くも役に立たなくなっちまった・・・!

「それにしても、ガソリンをポリタンク丸ごとぶちまけるなんてな・・・・」
さりげない台詞で、通信機越しに大石さんに状況を説明する。

「なぁレナ・・・・・どうしてここまでする必要があるんだよ・・・?
このまま人質とってて鉈で脅してるだけでも、警察は園崎の寄生虫研究施設の場所を探してくれるんじゃないのか?」
「時間があれば、それでもよかったんだよ。でもね、今の私には時間がないの。
私は毒を打たれてるから、今夜中に喉を掻き毟って死んでしまう。
それまでになんとか園崎家の陰謀を暴かなければならないの。
だから、19時までに警察の一斉捜査がなければ、ここにいる全員が死ぬようにしたんだよ!」
「・・・・・なぁ・・・それってさ・・・・・逆に言えば、レナが今夜死なない方法さえ見つかれば、なんとかなるってことなんじゃないのか・・・?」
「そうだね・・・・でも、そんな都合のいい方法なんて、どこにもないんじゃないかな。
圭一くんには現実が見えてないよ」
「よ・・・・よく考えてみろよ・・・ほら、よく、毒を作る研究をする場合、研究者自身がそれに冒された時のために、毒と解毒剤はセットで作っておくって話を聞くじゃないか・・・!
御三家が寄生虫で喉を掻き毟らせる研究をしてたんなら、その症状を抑えるための薬もどこかにある筈だろ・・・!!」

俺はただ、この状況をなんとかしたくて、思いつくままに喋っていた。
レナを説得できる勝算なんてなかった。
だが・・・・・レナは俺の言葉を聞いて、少し考えるようなそぶりを見せた。

234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 20:59:20 ID:LTtMnoDg0
「実はね・・・・・私、その薬には、ひとつ心当たりがあったんだ」
「ほ・・・・・本当か!?どこにあるんだよその薬は!」
「でもね、圭一くん。私がその薬を使うには、とんでもなくひどいことをしなくちゃならないの。
だから、なるべく使わないでおこうと思ったんだけどね。
圭一くんが、どうしてもレナに薬を使って生き延びてほしいって言うなら、やってみてもいいよ。
圭一くんは、レナにどうしても生き延びてほしい?」
「も・・・・・もちろんだぜ・・・!」

とんでもなくひどいこと?
それが何なのかは分からないが、クラスの全員がガソリンで爆死するよりひどいことなんてあるもんか。
ここは、とにかくレナに話を合わせておこう。

レナは、教室の外へと歩いていった。
「ど・・・どこ行くんだよ・・・・・・・?」
「薬はね、すぐそこにあるの。あとは、それを取り出すだけ。
そのための道具は、念のためにもう他の教室に持ち込んでおいたんだよ。すぐに取ってくるね」

言葉通り、レナはすぐに教室に戻ってきた。
鉄板とバーベキューコンロ、そして、すり鉢と車輪のようなものを持って。

・・・・・焼肉でもする気か?一体なんなんだよ・・・。
縛られているみんなも、レナの意図が掴めなくて当惑しているようだった。
コンロと鉄板を床に置くと、レナは続いて、さっきのすり鉢と車輪を組み合わせた。

「それは、なんだ・・・・・?」
「これはね、『薬卸し』っていう、薬の材料を砕くための昔の道具だよ」
「なんなんだよ、何をしようとしてるのか説明してくれ」
「鷹野さんのスクラップ帖に書いてあったの。
綿流しで内臓を食べる儀式はね、寄生虫の症状を抑えるためにワクチンを体内に取り入れるためにやってたことなんだって」
「そう・・・・・・なのか?」

235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 20:59:28 ID:pb7Zufid0
電子辞書で「さば」って調べてそのまま置いといたらそれを覗き込んだ友達が「鯖ってあれかwwww」って言ってきた。
どうやら受験勉強の息抜きにここを見ていたらしい。
鯖絶賛でしたよ

236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:01:10 ID:LTtMnoDg0
「そして御三家は、最も鬼の血、つまり寄生虫の血を濃く受け継いでいるんだとも書かれてるの」
「つまり、どういうことなんだよ」
「私のかかってる蛆沸き病は、強化された寄生虫のもたらしてる症状だから、
現代の弱まった寄生虫の入った人の内臓を食べたって、治るわけがない。
でも、最も寄生虫の血を濃く受け継いでる園崎家と古手家の直系の人間のワタを食べれば、もしかしたら治るかもね?
あははははははははははははははははは」

え・・・・・・?そ、それって・・・・。

「可哀相だけど、宇宙人の味方をしてるんだから殺されても文句は言えないよね。
あははははははははははははは」

じょ・・・冗談じゃあないぞ・・・・!!
つまりレナはこう言いたいのか・・・・・・魅音と梨花ちゃんの腹を裂いて、その内臓を焼いて、卸して、タレをつけて食べると・・・!!
魅音と梨花ちゃんの芳醇な味わいが、口の中で広がり、えもいわれぬ歯ごたえが俺を楽しませてくれると・・・・・・そう言うのか・・・・・・・・・・・・・・・・じゅる・・・・・・・。
じゃなくて、誰がそんなことさせるもんかよ!!

くっ・・・・落ち着け、前原圭一!
クールに考えるんだ・・・・!これはチャンスじゃないか・・・!
レナが自ら魅音と梨花ちゃんの腹を裂こうとするなら、いくらなんでも片手ではできないだろう。
両手で鉈を持つはずだ。
こっちにはスプレーもあるんだ・・・!
レナがライターを手放して魅音たちの方を向いた隙に、後ろから押さえつけることができるかもしれない。
レナが俺にやらせようとする可能性も考えられるが、
その場合は、下手でうまく切れない振りをして、レナに代わってくれるよう頼めばいい。

「圭一くんは、魅ぃちゃんと梨花ちゃん、どっちにした方がいいと思う?」

237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:02:51 ID:LTtMnoDg0
どうやらレナは、どちらか片方だけ殺せば事足りると考えているらしい。
俺は落ち着いて考える。
梨花ちゃんは大人びたところがあるとはいえ、身体はまだ子供だ。
それに対し、魅音は普段から部活で見せている行動力がある。
万一俺がレナを取り押さえるのに失敗した場合にも、うまく切り抜けてくれるかもしれない。

「・・・・・・・・・・・魅音、だ」
「え・・・・・、け、圭ちゃん・・・」

俺が少し迷っただけであっさりと答えたのがショックだったのか、魅音が今にも泣き出しそうな顔をしてこちらを見た。
馬鹿、俺の考えてることくらい分かってくれ!
こんな時こそいつも部活で発揮してる強さを見せるべきじゃないのか、部長として!?

「へぇ・・・・どうして魅ぃちゃんに決めたのかな、かな。どっちにするか、よく考えて決めてあげないと可哀相だよ?」
「魅音は俺たちを裏切った。“アレ”を掘り起こして、レナを警察に売った。だから・・・・・当然だろ」

俺は、適当にレナが納得しそうな理由をつけて答えた。

「そうだね。じゃあ魅ぃちゃんにするよ」

レナは答えて、魅音のU字ロックを外し、床に横たえた。
まだ腕は縛られたままだから、魅音はレナに従うしかない。

「うぅ・・・・ひどいよ圭ちゃん・・・・・・・」

魅音は、床に仰向けの姿勢のまま、ぽろぽろと涙をこぼしていた。
だが、そんなことを気にしている場合ではない。
俺はレナを欺くために、完璧に演技をし通さなければならないのだ。

238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:04:27 ID:LTtMnoDg0
「いやあ、俺ってホルモン焼き食べたことないんだよなぁ。
魅音の内臓が焼けたら、俺にも食べさせてくれないか、レナ?」

などと軽口を叩いてみる。
うん、完璧な演技だ。
拘束中のクラスメイトのみんな!俺が必ずレナを取り押さえて助けてやるから、信じて待っててくれよ!
みんなは俺の仲間だ。だから、今の俺の言動が全て演技だということを分かってくれているはずだ。
・・・・そのみんなは、なにやら俺の方を汚い物を見るような目つきで見ているような気がするが、たぶん気のせいだろう。
梨花ちゃんが
「圭一、最低なのです・・・・・・」
などという呟きを漏らしたような気がするが、気にしない。

「じゃあ圭一くん、コンロに点火してね」
「ああ、わかった・・・・」

そう答えて、俺がコンロの前でかがみ込むと、急に身につけていた通信機から、大石さんの声が聞こえてきた。
かなり焦っているみたいで、大きな声だ。レナに聞こえなければいいのだが・・・・。

「前原さん、火をつけるのはまずいです!気化したガソリンに引火して、教室が吹っ飛ぶ可能性があります!!」

額に汗が噴き出してきた。
まずい・・・・どうしよう・・・・・・・。このまま点火しなかったら、レナに怪しまれる・・・・。

「どうしたの、圭一くん?ホルモン焼き、食べたいんじゃなかったの?早く点火してよ」
「・・・・・・・・・・・」
「ケ、イ、イ、チ、クン?」

レナの声がみるみるうちに不機嫌そうになってゆく。やばい・・・・。

239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:05:05 ID:LTtMnoDg0
「もしかして圭一くん・・・・レナを裏切るのかな・・・・かな・・・・?」

やばい、やばい・・・・・・・・・。

「ホルモン焼きが食べたいふりをして、最初っからレナを騙してたな・・・・・!」

アウトだ。完全にレナは俺を敵と判断した・・・・!!
観念した俺は、完全にヤケになる。

「ああ、そうさ。言ってやるぜ。魅音の内臓のホルモン焼き?
バカじゃねーのか、バーカ。そんなの今時誰が食べるんだよ、ダセーなぁ。
どうせ食べるなら、俺はバッテラ寿司かすじ煮込みうどんの方がいいぜ!!」

「許さない・・・・!!」

俺の言葉に逆上したレナが、鉈をゆっくりと振り上げて・・・・・・・。





次に俺が目覚めたのは、病院のベッドの上だった。
あの後、篭城事件は奇跡的に解決したらしい。
俺が意識を失った後、縄を抜けた梨花ちゃんの鬼神のような活躍があり、レナはライターを奪われたそうだ。
屋上に時限発火装置とやらも仕掛けられていたそうだが、沙都子が無事発見して事なきを得た。
ライターを失ったレナと梨花ちゃんは屋上で壮絶なバトルを繰り広げたという。
梨花ちゃんとの対決の中で、レナは正気を取り戻したらしく、今は裁判に臨んでいるらしい。
俺はというと、レナから受けた傷は浅くてすぐに学校に復帰できたのだが、
あのホルモン焼きの一件のせいで、クラスメイトの誰も口をきいてくれなくなった。
事件から日にちが経ち、徐々に平穏な生活を取り戻しつつあるみんなをよそに、俺は雛見沢から引っ越すことに決めたのだった・・・・・。

240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:06:46 ID:pb7Zufid0
おぉ・・・・グッドエンドじゃん

241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:07:06 ID:C7PaQt2y0
>>240
なわけないだろww

242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:10:04 ID:pb7Zufid0
圭一じゃなくて梨花ちゃんがレナを正気に戻したんだぞwwwwwwそして大災害は起こらなかった。
これは今までの中では一番のグッドエンドだwwwwwww

243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:13:28 ID:emb1vqSe0
>>240
そして俺はニートになった・完
こんな感じジャマイカ?

鯖のインパクトがありすぎて鯖スレになりつつあるwww
微妙に忙しいが、ネタが新鮮なうちに鯖のスクリプトに取りかかるとしよう。目標は今週中

244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:16:57 ID:pb7Zufid0
鯖に勝てるインパクトのあるものなんて思いつかねぇよ・・・・

245 :くまたん:2005/11/01(火) 21:18:16 ID:LTtMnoDg0
ホルモン焼きの話、最初はシリアスにするつもりだったが、途中からどうでもよくなってこうなったw
すまないwww

>>243
鯖スクリプト、楽しみにしてますw

246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:18:39 ID:C7PaQt2y0
鯖は天上天下なネタ。

247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 21:19:31 ID:pb7Zufid0
今本スレ見ると和む

248 :髪降し編 ◆9TeoJ/tyo. :2005/11/01(火) 21:21:00 ID:qnhYUgUX0
>>230
校長ネタじゃぁないですよ。
一応続き書いてますんですぐ分かると思います。
てか見たら確かに校長だなぁ・・・・

249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/01(火) 22:54:02 ID:X/U3Alad0
さば

250 :髪降し編 ◆9TeoJ/tyo. :2005/11/01(火) 23:34:38 ID:qnhYUgUX0
>>225の続き

「あれー沙都子、今日は梨花ちゃんと一緒じゃないの?」
いつもは俺達より早く居るはずの沙都子や梨花ちゃんが朝居ないのはおかしいと思ったが、更に俺達より少し遅れて入ってきたのは沙都子だけだった。
「梨花はちょっと風邪をこじらせてしまったみたいで今日はちょっとお休みですわ。」
「梨花ちゃん風邪なんだ。大丈夫かな、かな?!」
「沙都子と梨花ちゃんは一緒に住んでるんだろ?だったら沙都子もうつされないように気をつけろよ。でも馬鹿は風邪ひかないっていうから大丈夫か。」
「な、なんですってー!圭一さんレディーに向かって失礼にもほどがありますわー!!」

他愛の無いやりとりが繰り広げられる、いつもの日常。
梨花ちゃんが体調不良で居ないのは仕方が無いが、それは紛れも無いいつもの風景。
雛見沢に引越してきて、生きているという実感をこれまでに何度感じた事だろう。
そんな柄にも無い事で頭をいっぱいにしていると時間はあっという間に過ぎてしまい、恒例の部活が始まった。

「今日は面子が丁度四人だし、これでもやってみる?」
「おっ、いいね麻雀かー。親父の知り合いと良くやってるからな、それなりに実力はあるつもりだぜ?」
「おーほっほっほ。百戦錬磨の私達ににわか仕込みのテクニックが通用すると思いましてー。」
「はぅー。白い牌がかぁいいんだよー。お持ち帰りー!」
「満場一致みたいだねー。じゃあ卓を作ろうか。」
「ちょっと待て魅音、その前に牌を検めさせてもらおうか。」
魅音の事だ、毎度なにかしらのサマをやっているに違いない。牌をチェックしておいたほうが無難だろう。




251 :髪降し編 ◆9TeoJ/tyo. :2005/11/01(火) 23:36:45 ID:qnhYUgUX0
「・・・・・・東が一枚、一萬が一枚足りないな・・・。」
「あれー、おっかしいなあ。ちゃんと戻しといたはずなんだけど・・・。」
案の定牌が揃っていなかった。魅音はやっぱり要注意だな、絶対になにかしらのサマをやってくる!!
「あ、あったあった。東が一枚、一萬が一枚だったよね、ほら。」
「魅音さん、自分のした事の後始末はちゃんとやっておいて欲しいですわ。」
「あっはっは!おじさんにはなんの事かわからないなー。」
とぼけてみせる魅音だが背後にはドス黒いオーラが滲み出ているのを隠しきれていない。
沙都子、レナも例外ではない。
沙都子はいかなトラップで仕留めようと思案する様子が窺え、レナに至っては既にかぁいいモードに入っている。
この麻雀、一筋縄ではいかなそうだぜ!!

「それで魅音、今回の罰ゲームは何なんだ?」
「ふっふっふ。圭ちゃん、今から罰ゲームを気にするなんて勝つ自信が無いのかなー?」
「ふっ、甘いぜ魅音。俺はお前の屈辱的な姿を早く拝みたいだけだぜ!!」
「くっくっく、そうこなくちゃあ面白くないね。・・・今日の罰ゲームはきついよ?本日のお楽しみはこれだっ!!」


卓の準備も整い、俺達の熱すぎる闘いが始まった!
「はうー、圭一くん白いの捨てちゃダメなんだよー、ポン!」
序盤でレナが白をポンにかかる、捨て牌から見ても展開が早そうだ。振り込まないように注意だな。
「おっもう張っちゃったなー、リーチ!」
魅音からのリーチが入る。
対し俺はまだ聴牌に至るまでまだ道は長い・・・、この回は降りだな。
「あれー、圭ちゃんさっきから逃げてばっかじゃない?」
「言ってろ、まだ序盤だからな最後に勝つのは俺だ!!」
「あ、それロンですわー。」
「何ーーーー!!!!!」
「タンピン一益口、ドラが二つで満貫ですわねー。おーっほっほっほ。」
「ぐわあああああああああああああああああ!!!!!!」
「あははは、圭一くん幸先が良くないんだよ。」

252 :髪降し編 ◆9TeoJ/tyo. :2005/11/01(火) 23:40:04 ID:qnhYUgUX0
落ち着け、前原圭一。・・・まだ始まったばかりだ、いくらでも挽回できるさ。
次局、俺の配牌は決して悪いものでは無かった。
だが後一歩という所まできて牌をツモる事が出来ず、流局。
「聴牌。」
「ノー聴。」
「聴牌ですわー。」
「聴牌してないよ。」
おかしい・・・明らかな聴牌気配を見せていた魅音がノー聴?何かあるな・・・。
「くっくっく、圭ちゃんどーしたのかなー。顔色が良くないよ?」
「ふん、見てやがれ。すぐ追い抜いてやるからな!」

・・・強がってはみたものの様子のおかしい魅音に気をとられきってしまい普段の調子を出せずに半荘が終わってしまった。
一回目の半荘が終わったところでポイントで一位レナ、二位沙都子、三位魅音、四位俺という結果だ。
魅音の奴め・・・あがれる場面はいくらでもあったのに何故あがらない・・・何を企んでいるんだ・・・・・・!
「くっくっく、圭ちゃん。大きな事言ってた割りに結果は芳しくないねぇ?」
「・・・まだ半荘が一回終わっただけだろ・・・それよりどうした魅音?部長が三位なんていいのかよ?」
「まあ見てなって。」

二回目の半荘が始まる。
「はぅー、かぁいいよぅ。」
・・・もう何がかぁいいのか俺にはさっぱり理解できないが依然レナはかぁいいモードのままだ。
もうこの状態のレナに勝つ事は不可能だろう。
絶対にビリは回避してやる!
・・・いや待て。本当にそれでいいのか?前原圭一。
常に一番を目指してこそ新の部活のメンバー!
冷静になるんだ圭一、現在の状況から派生し得る最大の手役を考えろ・・・。


とりあえずここまで、今は麻雀ばっかだけど頑張る。
うざかったら言ってくれ。

253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/02(水) 00:23:11 ID:78tMnD3s0
ガンガレ

254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/02(水) 02:45:48 ID:YQJ+HklJ0
さだまさし編を書こうと思った

ムリポ

255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/02(水) 02:49:28 ID:708bSKV80
さだまさし編〜親父の一番長い一日〜
さだまさし編 解 〜関白宣言〜


256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/02(水) 04:39:27 ID:R0C1ggyx0
すじ

257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/02(水) 05:40:10 ID:jR3G1SYh0

寒い。
有り得ないほど、寒い。
なんで、こんなとこに、いるんだろう。
俺は、なんでこんなところに……。

追ってくるようなひぐらしの声から逃げようと、必死に逃げようとこんなところまで来てしまった。
なのにまだ聴こえてくる。
ひぐらしの声も、「ぺたぺた」という足音も。
「なんで、消えないんだよ……」
どうして、こんな寒い場所でひぐらしの声が聞こえるんだ。
ありえない。
ありえない……っ!!

吹雪に背を向けて集まる飛べない鳥たち。
身を寄せ合い、身体を温めあっている姿。
そう、ここは南極。
真冬の6月。
目の前には………ペンギンのコロニー。

「なんでこんなところまで追ってくるんだよっ!!!!!!」


どーんっ!

             ひぐらしのなくコロニー

258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/11/02(水) 07:22:28 ID:5k1cNbDL0
さばみりん

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